Interstage Application Server 運用ガイド |
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第7章 業務構成管理機能 | > 7.2 業務構成管理機能の操作 |
通常は、業務構成管理機能の環境設定を行う必要はありません。以下のケースに該当する場合は、環境設定をおこなってください。
環境設定を行う場合は、Interstage管理コンソールを利用して行います。スタンドアロンサーバの場合、Interstage管理コンソールから[システム]>[構成管理] を選択して画面を表示してください。
マルチサーバ管理機能を使用している場合で、管理サーバの設定を変更する場合は、統合管理機能の画面から、[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [構成管理]を選択して画面を表示してください。また、サイトに所属しているサーバグループ/サーバの環境設定を行う場合は、一括操作機能の画面から[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [サーバグループ/サーバ] > [構成管理]を選択して画面を表示してください。
業務構成管理機能が情報管理に利用するディレクトリのパスを指定します。
80バイト以内の制御文字(ShiftJISの0x00〜0x1f,0x7f)を除く文字列を指定してください。ただし、半角英文字の大文字と小文字、全角英文字の大文字と小文字は区別されません。また、相対パスおよびカレントディレクトリは指定できません。アクセス権に関しては、Interstage JMXサービスのログオンユーザであるローカルシステムアカウントが操作可能なディスクを指定してください。ローカルシステムアカウントは、ディスクがUNCまたはネットワークドライブを経由した他のマシンのディスクの場合、アクセスすることができません。初期値および値を省略した場合の設定値は以下です。
[Interstageインストールフォルダ]\var\repository |
"/”で始まる80バイト以内の空白と半角カナ文字を除く文字列を指定してください。また、相対パスおよびカレントディレクトリは指定できません。初期値および値を省略した場合の設定値は以下です。アクセス権に関しては、Interstage JMXサービスの起動ユーザが操作可能なディスクを指定してください。通常は、スーパユーザ(root)が起動ユーザになります。
/opt/FJSVisas/var/repository |
リポジトリの格納先は、セキュリティ対策として、管理者権限を持つユーザのみがディレクトリを参照・更新できるように、オペレーティングシステムの機能を利用して変更してください。セキュリティ対策が不要な場合は、省略することが可能です。
エクスプローラのファイルプロパティを利用して変更します。
1. エクスプローラの起動 |
スーパユーザを利用し下記の処理を行ってください。下記は、rootユーザのみに権限を与える場合です。
chown -R root /opt/data/repository |
リポジトリとして利用する領域の最大サイズを指定します。リポジトリの格納先には、トラブルシューティング用のトレース情報も出力されますが、トレース情報のサイズは含まれません。
"0"から"1048576"までを指定することができます。単位はメガバイトです。"0"を指定した場合は、最大値は無制限になります。初期値および値を省略した場合の設定値は"0"です。
設定した情報をシステムに適用します。この操作は、Interstage Application Serverのシステム構築には影響を与えません。業務構成管理機能の設定が変更されるのみで、Interstage Application Server上で動作するサービスおよびアプリケーションは変更されません。
現在の画面の内容を最新の情報に更新します。このボタンを利用することで、Interstage管理コンソールを複数のユーザが同時に利用する場合に、他のユーザで操作した内容を取り込むことができます。通常は利用する必要ありません。
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