Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 4.4 メンテナンスの一括実行

4.4.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法

 バックアップ・リストア対象資源の定義方法を説明します。

 バックアップ・リストア対象資源については、バッチファイル(Windows (R))やシェルスクリプト(Linux)に直接定義します。
 バックアップ・リストア対象資源については、バックアップ・リストア対象定義ファイルに定義します。バックアップ・リストア対象定義ファイルは、任意の名前で作成できます。
 サンプルは以下にあります。

 /opt/FJSVisas/sample/backup_restore/sample.def

 定義内容の詳細については、“資源のバックアップとリストア”や“他サーバへの資源移行”を参照してください。

■記述形式

 バッチファイルの中に、1行に1項目の定義を記述します。

rem [セクション名]
set 定義名 = 定義値

 定義ファイルの中に、1行に1項目の定義を記述します。

[セクション名]
定義名 = 定義値

 シェルスクリプトの中に、1行に1項目の定義を記述します。

# [セクション名]
set 定義名 = 定義値

■定義項目一覧

 バックアップ・リストア対象の項目を、以下に示します。

◆定義項目

セクション名

定義名

定義値の説明

Common


INST_DIR

Interstageのインストールディレクトリを指定します。

HOST

移入時に、移入先ホスト名を指定します。

COMMON_PATH

資源の退避先ディレクトリを指定します。

ISCOM

ISCOM_TARGET

Interstageセットアップ資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

GUI

GUI_TARGET

Interstage管理コンソールおよび運用操作ツールの資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

GUI_MODE

リストア・移入時に、以下から指定します。
 mode1:Interstage初期化済みの環境へリストアする
 mode2:Interstage再インストール直後の環境へリストアする


JMX_IPADDRESS

移入時にInterstage JMXサービスで使用するIPアドレスを変換する必要がある場合に、IPアドレスを指定します。 (注7)

以下のような場合に指定してください。本項目が指定されなかった場合、IPアドレスの編集は行われません。

  • 資源をバックアップしたサーバで、isjmx.xmlにIPアドレスの指定を行っていた場合
  • 資源をリストアするサーバが複数のIPアドレスを持っており、管理LANのIPアドレスと業務LANのIPアドレスに、別のIPアドレスを指定している場合


JMX

JMX_TARGET

Interstage JMXサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

JMX_IPADDRESS

移入時にInterstage JMXサービスで使用するIPアドレスを変換する必要がある場合に、IPアドレスを指定します。 (注8)

以下のような場合に指定してください。本項目が指定されなかった場合、IPアドレスの編集は行われません。

  • 資源をバックアップしたサーバで、isjmx.xmlにIPアドレスの指定を行っていた場合
  • 資源をリストアするサーバが複数のIPアドレスを持っており、管理LANのIPアドレスと業務LANのIPアドレスに、別のIPアドレスを指定している場合

OD

OD_TARGET

CORBAサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

OD_PORT(*1)

移入時に、CORBA通信に使用するポート番号を指定します。

OD_DBPATH(*1)

移入時に、インタフェースリポジトリで使用するデータベースのディレクトリを指定します。

ES

ES_TARGET

イベントサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

PORB

PORB_TARGET

Portable-ORB資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

TD

TD_TARGET

コンポーネントトランザクションサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

OTS

OTS_TARGET

データベース連携サービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない


IPP

IPP_TARGET

InfoProvider Pro資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

IPP_OPTION_1

操作対象資源を以下から指定します。
 1:環境定義情報
 2:環境定義情報およびコンテンツ

IPP_SOURCE_1

InfoProvider Pro環境定義ファイルを指定します。複数指定できます。 (注1)
なお、バックアップファイルは、“資源の退避先ディレクトリ\IPP\環境定義ファイル名\”ディレクトリ配下に作成されます。

JS2

JS2_TARGET

V5.1以前のServletサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

JS2_OPTION

操作対象資源を以下から指定します。
 1:環境定義情報
 2:Webアプリケーション
 3:環境定義情報およびWebアプリケーション

JS2_CMD_1

JS2_OPTIONが1以外のとき、バックアップ・リストアで使用するコマンドを以下から指定します。

 jar または xcopy

 jar または tar
注) jarを指定した場合には、:PROCEDURE_PARTのCMD_JARで定義しているjarのパスをご利用のJDK/JREのパスに変更してください。

SOURCE_DIR_1

JS2_OPTIONが1以外のとき、操作対象のWebアプリケーション格納ディレクトリを指定します。複数指定できます。 (注2)
バックアップ時はディレクトリパスを、リストア時はディレクトリ名を指定します。
例)
バックアップ時
Windows C:\Interstage\F3FMjs2\webapps\sample
Linux /opt/FJSVjs2/webapps/sample
リストア時
sample

TARGET_DIR_1

リストア・移入時に、JS2_OPTIONが1以外のとき、Webアプリケーション格納ディレクトリのリストア先ディレクトリを指定します。

EJB

EJB_TARGET

EJBサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

EJB_EJBAPP

操作対象のEJBアプリケーション格納フォルダを指定します。
バックアップ時はディレクトリパスを、リストア時はディレクトリ名を指定します。
例)
バックアップ時
Windows C:\Interstage\J2EE\var\deployment\deployed\ejbapp
Linux /opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp
リストア時
ejbapp

EJB_EJBAPP_TARGET

リストア・移入時に、EJBアプリケーション格納フォルダのリストア先ディレクトリを指定します。


InfoDir

INFODIR_TARGET

InfoDirectory資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

INFODIR_SOURCE

バックアップ時は、DSAの格納先ディレクトリを指定します。
リストア時は、バックアップ時と同じディレクトリを指定します。
複数指定できます。 (注3)

SOAP

SOAP_TARGET

Interstage SOAPサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

SOAP_SOURCE

バックアップ時は、Webサービス情報管理ファイルやセキュリティ環境設定等、バックアップ対象のファイルやディレクトリを複数指定できます。(注4)


SOAP_DRIVE

リストア・移入時に、リストア先のドライブ名を指定します。省略した場合は、SOAP_SOURCEに指定したリストア資源はリストアされません。ドライブ名の代わりに clone と指定することで、バックアップ時の資源が格納されていたドライブにリストアされます。(旧バージョン・レベル環境でバックアップした資源をリストア・移入する場合には clone は指定できません。また、-cオプションを指定してバックアップ・移出を行ったディレクトリからドライブ名を指定してリストア・移入する場合、SOAP_SOURCEに指定したリストア資源のドライブ名をフォルダ名として先頭に追加したパス名でリストアします。)

JMS

JMS_TARGET

Interstage JMS資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

注) バックアップ・リストアを実行するためには、CLASSPATH、LD_LIBRARY_PATHに下記のパスが指定されている必要があります。
CLASSPATH=/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar:/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVjms/lib

J2EE

J2EE_TARGET

J2EE共通資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) 内部処理においてjarコマンドを使用しているため、jarコマンドが格納されているディレクトリが環境変数PATHに含まれている必要があります。

IHS

IHS_TARGET

Interstage HTTP Server資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) Interstage管理コンソールを使用してSSL定義を設定した場合は、[ISSCS]セクションをバックアップ・リストア対象とする必要があります。

IHS_OPTION_FROM_V6

on または off
メンテナンスの一括実行のバッチファイル(Windows(R))やシェルスクリプト(Linux)を使用してバックアップ・移出したV5.1/V6.0資源を、V7.0環境にリストア・移入する場合に、onを指定します。

IHS_OPTION

操作対象資源を、以下から指定します。
 1:環境定義情報
 2:環境定義情報およびパスワードファイル
 3:環境定義情報、パスワードファイル、およびDocumentRootディレクティブで指定したディレクトリ配下
3は、IHS_OPTION_FROM_V6がoffの場合に有効です。

IHS_HOST_TABLE

移入時に、ホスト名/IPアドレスを変更する必要がある場合、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定します。
IHS_OPTION_FROM_V6がoffの場合に有効です。(注5)

IHS_PASSWD_SOURCE

V5.1/V6.0資源のリストア・移入時に、V5.1/V6.0資源のバックアップ・移出時に指定したパスワードファイルのファイル名を指定します。
IHS_OPTION_FROM_V6がon、かつIHS_OPTIONが2の場合に有効です。

IHS_PASSWD_TARGET

V5.1/V6.0資源のリストア・移入時に、パスワードファイルのリストア・移入先のディレクトリを指定します。
IHS_OPTION_FROM_V6がon、かつIHS_OPTIONが2の場合に有効です。


WebGateway (*2)

WEBGATEWAY_TARGET

HTMLページ編集サービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。


UDDI (*2)

UDDI_TARGET

UDDIサービス資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

UDDI_DSA_PATH

バックアップ時は、DSAの格納先ディレクトリを指定します。
リストア時は、バックアップ時と同じディレクトリを指定します。指定したディレクトリが存在する場合には、リストアを実行する前に削除する必要があります。
定義されている場合のみDSAのバックアップ・リストアを行います。

SSOsv (*1)

SSOSV_TARGET

Interstage シングル・サインオン資源(リポジトリサーバの資源)を操作対象とするかを指定します。
on または off

SSOac (*1)

SSOAC_TARGET

Interstage シングル・サインオン資源(認証サーバの資源)を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

SSOaz

SSOAZ_TARGET

Interstage シングル・サインオン資源(業務サーバの資源)を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

IJServer

IJSERVER_TARGET

IJServer資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

IJSERVER_HOST_TABLE

移入時にIPアドレスを変更する必要があるとき、変更前と変更後のIPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定します。 (注6)

ISSCS

ISSCS_TARGET

Interstage証明書環境資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

ISSCS_OPTION

操作対象資源を、以下から指定します。
 1:SSL定義ファイル
 2:Interstage証明書環境の資源(SSL定義ファイルと、証明書環境のファイル)
注) 移入のときに有効です。必ず“Interstage証明書環境資源の移入”を参照して選択してください。

IREP

IREP_TARGET

Smart Repository資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

ISCM

ISCM_TARGET

業務構成管理のリポジトリ資源を操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

 *1) Interstage Application Server Plus、Standard Edition、Enterprise Editionのみ
 *2) Interstage Application Server Standard Edition、Enterprise Editionのみ

注1)

セクション[IPP]では、複数の操作対象資源を指定できます。複数指定する場合にはバッチファイルの:DEFINITION_PARTおよび:PROCEDURE_PARTを変更します。サンプルでは、2つのファイルを定義し2番目をコメント化しているので、必要に応じてコメントを外してください。3番目以降は該当部分をコピーして利用してください。
なお、IPP_OPTION_nとIPP_SOURCE_nは、対で指定します。
バックアップ時
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [IPP]
set IPP_TARGET=on
set IPP_OPTION_1=1
set IPP_SOURCE_1=F3FMwww.dat
    rem======================================
    rem EXAMPLE - more files can be specified here
    rem======================================
    rem set IPP_OPTION_2=2
    rem set IPP_SOURCE_2=F3FMwww2.dat
    rem======================================
・・・
:PROCEDURE_PART
・・・
rem [IPP]
・・・
    rem======================================
    rem EXAMPLE
    rem======================================
    rem MD %COMMON_PATH%\IPP\%IPP_SOURCE_2%
    rem IF ERRORLEVEL 1 (
    rem    goto ERROR_RTN
    rem    ) ELSE (
    rem       ECHO.
    rem    )
・・・
    rem======================================
-------------------------------------------------------------------------------
リストア時
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [IPP]
set IPP_TARGET=on
set IPP_OPTION_1=1
set IPP_SOURCE_1=F3FMwww.dat
    rem =======================================
    rem EXAMPLE - more files can be specified here
    rem =======================================
    rem set IPP_OPTION_2=2
    rem set IPP_SOURCE_2=F3FMwww2.dat
    rem =======================================
・・・
:PROCEDURE_PART
・・・
rem [IPP]
・・・
    rem=======================================
    rem EXAMPLE
    rem ======================================
    rem IF "%IPP_OPTION_2%" == "1" (
    rem ECHO %INST_DIR%\F3FMwww\Program\ipprestore.exe -d %CO MMON_PATH%\IPP\%IPP_SOURCE_2%
    rem %INST_DIR%\F3FMwww\Program\ipprestore.exe -d %COMMON _PATH%\IPP\%IPP_SOURCE_2%
    rem  IF ERRORLEVEL 1 (
    rem      goto ERROR_RTN
    rem      ) ELSE (
    rem          ECHO.
    rem      )
・・・
    rem =======================================
-------------------------------------------------------------------------------

注2)

セクション[JS2]では、複数の操作対象資源を指定できます。複数指定する場合にはバッチファイルの:DEFINITION_PARTおよび:PROCEDURE_PARTを変更します。サンプルでは、2つのファイルを定義し2番目をコメント化しているので、必要に応じてコメントを外してください。3番目以降は該当部分をコピーして利用してください。
なお、JS2_CMD_n、SOURCE_DIR_n、TARGET_DIR_n(リストア時に指定)は、対で指定します。
バックアップ時
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [JS2]
set JS2_TARGET=on
set JS2_OPTION=3
set JS2_CMD_1=jar
set SOURCE_DIR_1=%INST_DIR%\F3FMjs2\webapps\sample
    rem=======================================
    rem EXAMPLE - more files can be specified here
    rem=======================================
    rem set JS2_CMD_2=xcopy
    rem set SOURCE_DIR_2=%INST_DIR%\F3FMjs2\webapps\debug
    rem======================================
・・・
:PROCEDURE_PART
・・・
rem [JS2]
・・・
    rem=======================================
    rem EXAMPLE
    rem=======================================
    rem IF "%JS2_OPTION%" == "2" (
    rem     FOR %%I IN ("%SOURCE_DIR_2%") DO (
    rem        IF /I "%JS2_CMD_2%" == "JAR" (
    rem            PUSHD "%%~dpI"
    rem            IF ERRORLEVEL 1 (
    rem                goto ERROR_RTN
    rem            ) ELSE (
    rem                ECHO.
    rem            )
・・・
    rem========================================
-------------------------------------------------------------------------------
リストア時
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [JS2]
set JS2_TARGET=on
set JS2_OPTION=3
set JS2_CMD_1=jar
set SOURCE_DIR_1=sample
set TARGET_DIR_1=%INST_DIR%\F3FMjs2\webapps
    rem=======================================
    rem EXAMPLE - more files can be specified here
    rem ======================================
    rem set JS2_CMD_2=xcopy
    rem set SOURCE_DIR_2=debug
    rem set TARGET_DIR_2=%INST_DIR%\F3FMjs2\webapps
    rem ======================================
・・・
:PROCEDURE_PART
・・・
rem [JS2]
・・・
    rem======================================
    rem EXAMPLE
    rem ======================================
    rem IF "%JS2_OPTION%" == "2" (
    rem     IF /I "%JS2_CMD_2%" == "JAR" (
    rem         PUSHD "%TARGET_DIR_2%"
    rem         IF ERRORLEVEL 1 (
    rem             goto ERROR_RTN
    rem         ) ELSE (
    rem             ECHO.
    rem         )
・・・
    rem ======================================
-------------------------------------------------------------------------------
バックアップ時
-------------------------------------------------------------------------------
DEFINITION_PART:
・・・
#[JS2]
set JS2_TARGET=on
set JS2_OPTION=3
set JS2_CMD_1=jar
set SOURCE_DIR_1=/opt/FJSVjs2/webapps/sample
    #=========================================
    # EXAMPLE - more files can be specified here
    #=========================================
    # set JS2_CMD_2=tar
    # set SOURCE_DIR_2=/opt/FJSVjs2/webapps/debug
    #=========================================
・・・
PROCEDURE_PART:
・・・
#[JS2]
・・・
    #=========================================
    # EXAMPLE
    #=========================================
    # set comp_path = `echo $SOURCE_DIR_2 | xargs dirname`
    # set src_name  = `echo $SOURCE_DIR_2 | xargs basename`
    #
    # pushd $comp_path > /dev/null
    # if( $status != 0 ) then
    #     goto ERROR
    # endif
    #
    # if("$JS2_CMD_2" == "jar") then
・・・
    #=========================================
-------------------------------------------------------------------------------
リストア時
-------------------------------------------------------------------------------
DEFINITION_PART:
・・・
#[JS2]
set JS2_TARGET=on
set JS2_OPTION=3
set JS2_CMD_1=jar
set SOURCE_DIR_1=sample
set TARGET_DIR_1=/opt/FJSVjs2/webapps
    #==========================================
     # EXAMPLE - more files can be specified here
    #==========================================
    # set JS2_CMD_2=tar
    # set SOURCE_DIR_2=debug
    # set TARGET_DIR_2=/opt/FJSVjs2/webapps
    #==========================================
・・・
PROCEDURE_PART:
・・・
#[JS2]
・・・
    #==========================================
    # EXAMPLE
    #==========================================
    # pushd $TARGET_DIR_2 > /dev/null
    # if( $status != 0 ) then
    #     goto ERROR
    # endif
    #
    # if("$JS2_CMD_2" == "jar") then
・・・
    #==========================================
-------------------------------------------------------------------------------

注3)

セクション[InfoDir]では、INFODIR_SOURCEに、複数のディレクトリを空白で区切って指定できます。各ディレクトリに空白がある場合は、ダブルクォーテーション("")で囲みます。
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [InfoDir]
set INFODIR_TARGET=on
set INFODIR_SOURCE=%INST_DIR%\dib\DSA1 %INST_DIR%\dib\DSA2
-------------------------------------------------------------------------------

注4)

セクション[SOAP]では、SOAP_SOURCEに、複数のファイルまたはディレクトリを空白で区切って指定できます。
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [SOAP]
set SOAP_TARGET=on
set SOAP_SOURCE=%INST_DIR%\F3FMsoap\etc\DeployService\server-config.wsdd %INST_DIR%\F3FMsoap\etc\DeployService\client-config.wsdd
-------------------------------------------------------------------------------
 なお、ファイル名に空白がある場合は、ダブルクォーテーション("")で囲みます。
-------------------------------------------------------------------------------
DEFINITION_PART:
・・・
#[SOAP]
set SOAP_TARGET=on
set SOAP_SOURCE="/opt/FJSVsoap/etc/DeployService/server-config.wsdd /opt/FJSVsoap/etc/DeployService/client-config.wsdd"
-------------------------------------------------------------------------------

注5)

セクション[IHS]では、移入時にホスト名/IPアドレスを変更する必要がある場合、IHS_HOST_TABLEに、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [IHS]
set IHS_TARGET=on
set IHS_OPTION_FROM_V6=off
rem 1: set DEF only, 2: set DEF and password file 3: set DEF and password and DocumentRoot
set IHS_OPTION=2
set IHS_HOST_TABLE=C:\Work\host_table.txt
-------------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------
DEFINITION_PART:
・・・
#[IHS]
set IHS_TARGET=on
set IHS_OPTION_FROM_V6=off
# 1: set DEF only, 2: set DEF and password file 3: set DEF and password and DocumentRoot
set IHS_OPTION=2
set IHS_HOST_TABLE=/usr/work/host_table.txt
-------------------------------------------------------------------------------
 なお、host_table.txtは、以下のように記述します。
 (変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス)
 (変換前のホスト名) > (変換後のホスト名)
 −コメント行には、各行の先頭にハッシュマーク(#)を記述します。
 −半角スペース、タブは、無視します。
 例)ホスト名およびIPアドレスを以下のように変換する場合
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”
 −変換前:ホスト名“www.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“www.interstage.com”
 −変換前:ホスト名“host1.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“host2.fujitsu.com”
-------------------------------------------------------------------------------
### Host IP conversion table ###

# IP address conversion definition
  192.168.0.1 > 192.168.0.3
  192.168.0.2 > 192.168.0.4

# Host name conversion definition
  www.fujitsu.com > www.interstage.com
  host1.fujitsu.com > host2.fujitsu.com
-------------------------------------------------------------------------------

注6)

セクション[IJServer]では、移入時にIPアドレスを変更する必要がある場合、IJSERVER_HOST_TABLEに、変更前と変更後のIPアドレスおよびIJServer名を記述したファイル名(絶対パス)を指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [IJServer]
set IJSERVER_TARGET=on
set IJSERVER_HOST_TABLE=C:\Work\host_table.txt
-------------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
#[IJServer]
set IJSERVER_TARGET=on
set IJSERVER_HOST_TABLE=/usr/work/host_table.txt
-------------------------------------------------------------------------------
 なお、host_table.txtは、以下のように記述します。
 (変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス) [(IJServerワークユニット名)]
 −コメント行には、各行の先頭にハッシュマーク(#)を記述します。
 −半角スペース、タブは、無視します。
 例)IPアドレスを以下のように変換する場合
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”、変換対象IJServer:“IJServer01”
-------------------------------------------------------------------------------
192.168.0.1 > 192.168.0.3
192.168.0.2 > 192.168.0.4 IJServer01
-------------------------------------------------------------------------------

注7) 

セクション[GUI]では、移入時にInterstage JMXサービスのIPアドレスを変更する必要がある場合、JMX_IPADDRESSに、変更後のIPアドレスを指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
:DEFINITION_PART
・・・
rem [GUI]
set GUI_TARGET=on
set GUI_MODE=mode1
rem mode1 or mode2
    rem ======================================================================
    rem Please specify the following definitions only when you edit
    rem IP address used by the Interstage JMX service. 
    rem ======================================================================
set JMX_IPADDRESS=192.168.0.1
-------------------------------------------------------------------------------

注8) 

セクション[JMX]では、移入時にInterstage JMXサービスのIPアドレスを変更する必要がある場合、JMX_IPADDRESSに、変更後のIPアドレスを指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
DEFINITION_PART:
・・・
#[JMX]
set JMX_TARGET=on
#======================================================================
# Please specify the following definitions only when you edit
# IP address used by the Interstage JMX service.
#======================================================================
set JMX_IPADDRESS=192.168.0.1
-------------------------------------------------------------------------------

◆定義項目

セクション名

定義名

定義値の説明

Common

host

移入時に、移入先ホスト名を指定します。
[ISCOM]セクションのsourceと同時に指定することはできません。

system (*1)

拡張システムを操作する場合にシステム名を指定します。省略値は、デフォルトシステムです。

path

資源の退避先ディレクトリを指定します。

target_server

リストア・移入時に、以下から指定します。
 current:リストア
 others :移入

ISCOM

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

source (*1)

リストア・移入時に、リストア定義ファイルを指定します。
リストア時は省略可、移入時は必須です。ただし、[Common]セクションのhostを指定するときは、指定不要です(指定できません)。

GUI

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

JMX

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

ipaddress

移入時にInterstage JMXサービスで使用するIPアドレスを変換する必要がある場合に、IPアドレスを指定します。 (注7)

以下のような場合に指定してください。本項目が指定されなかった場合、IPアドレスの編集は行われません。

  • 資源をバックアップしたサーバで、isjmx.xmlにIPアドレスの指定を行っていた場合
  • 資源をリストアするサーバが複数のIPアドレスを持っており、管理LANのIPアドレスと業務LANのIPアドレスに、別のIPアドレスを指定している場合

OD

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
[EJB]セクションのtargetがonの場合には必ずonを指定してください。

port(*3)

移入時に、CORBA通信に使用するポート番号を指定します。

db_path(*3)

移入時に、インタフェースリポジトリで使用するデータベースのディレクトリを指定します。
[Common]セクションのhostパラメタが設定されている場合に有効です。[Common]セクションのhostパラメタが設定されていない場合は、Interstage動作環境定義の"IR path for DB file"パラメタが使用されます。

ES

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

PORB

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

TD

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
[EJB]セクションのtargetがonの場合には必ずonを指定してください。

OTS

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

IPP

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

option

操作対象資源を以下から指定します。
 1:環境定義情報
 2:環境定義情報およびコンテンツ

source

InfoProvider Pro環境定義ファイルを指定します。複数指定できます。 (注1)
なお、バックアップファイルは、“資源の退避先ディレクトリ/IPP/環境定義ファイル名/”ディレクトリ配下に作成されます。

IJServer

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

ijserver_host_table

移入時にIPアドレスを変更する必要があるとき、変更前と変更後のIPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定します。 (注6)

JS2

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

option

操作対象資源を以下から指定します。
 1:環境定義情報
 2:Webアプリケーション
 3:環境定義情報およびWebアプリケーション

cmd

optionが1以外のとき、バックアップ・リストアで使用するコマンドを以下から指定します。
 jar または tar
注) jarを指定した場合には、isbackupおよびisrestoreシェルスクリプトのCMD_JARで定義しているjarのパスをご利用のJDK/JREのパスに変更してください。

source_dir

optionが1以外のとき、操作対象のWebアプリケーション格納ディレクトリを指定します。複数指定できます。 (注2)

EJB

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

ejbapp

操作対象のEJBアプリケーション格納フォルダを指定します。
省略値は、以下です。
デフォルトシステムの場合
/opt/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp
拡張システムの場合
/var/opt/FJSVisas/system/拡張システム名/FJSVj2ee/var/deployment/deployed/ejbapp

InfoDir

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

source

バックアップ時は、DSAの格納先ディレクトリを指定します。
リストア時は、バックアップ時と同じディレクトリを指定します。
複数指定できます。 (注3)

SOAP

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

source

バックアップ時は、Webサービス情報管理ファイルやセキュリティ環境設定等、バックアップ対象のファイルやディレクトリを指定します。
リストア時は、バックアップ時と同じファイルやディレクトリを指定します。
複数指定できます。 (注4)

JMS

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) バックアップ・リストアを実行するためには、CLASSPATHに下記のパスが指定されている必要があります。
CLASSPATH=/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar:/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar

J2EE

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) 内部処理においてjarコマンドを使用しているため、jarコマンドが格納されているディレクトリが環境変数PATHに含まれている必要があります。

IHS

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) Interstage管理コンソールを使用してSSL定義を設定した場合は、[ISSCS]セクションをバックアップ・リストア対象とする必要があります。

from_v6

on または off
メンテナンスの一括実行のシェルスクリプトを使用してバックアップ・移出したV5.1/V6.0資源を、V7.0環境にリストア・移入する場合に、onを指定します。

option

操作対象資源を、以下から指定します。
 1:環境定義情報
 2:環境定義情報およびパスワードファイル
 3:環境定義情報、パスワードファイル、およびDocumentRootディレクティブで指定したディレクトリ配下
3は、from_v6がoffの場合に有効です。

ihs_host_table

移入時に、ホスト名/IPアドレスを変更する必要がある場合、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定します。
from_v6がoffの場合に有効です。(注5)

passwd_source

V5.1/V6.0資源のリストア・移入時に、V5.1/V6.0資源のバックアップ・移出時に指定したパスワードファイルのファイル名を指定します。
from_v6がon、かつoptionが2の場合に有効です。

passwd_target

V5.1/V6.0資源のリストア・移入時に、パスワードファイルのリストア・移入先のディレクトリを指定します。
from_v6がon、かつoptionが2の場合に有効です。

UDDI (*2)

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

dsa_dir

バックアップ時は、DSAの格納先ディレクトリを指定します。
リストア時は、バックアップ時と同じディレクトリを指定します。指定したディレクトリが存在する場合には、リストアを実行する前に削除する必要があります。
定義されている場合のみDSAのバックアップ・リストアを行います。

SSOsv (*3)

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

SSOac (*3)

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

SSOaz

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

JS2SR (*1)

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) 旧Servletサービスを使用する場合のみ有効です。

session

操作対象のセション永続化情報定義ファイルを指定します。

ISSCS

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

option

操作対象資源を、以下から指定します。
 1:SSL定義ファイル
 2:Interstage証明書環境の資源(SSL定義ファイルと、証明書環境のファイル)
注)移入のときに有効です。必ず“Interstage証明書環境資源の移入”を参照して選択してください。

WebGateway (*2)

target

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない
注) V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。

IREP

IREP_TARGET

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

ISCM

ISCM_TARGET

操作対象とするかを指定します。
 on :操作対象とする
 off:操作対象としない

 *1) Interstage Application Server Enterprise Editionのみ
 *2) Interstage Application Server Standard Edition、Enterprise Editionのみ
 *3) Interstage Application Server Plus、Standard Edition、Enterprise Editionのみ

注1)

セクション[IPP]では、複数の操作対象資源を指定できます。
なお、optionとsourceは、対で指定します。
バックアップ時
-------------------------------------------------------------------------------
  [IPP]
    target = on
    option = 1
    source = /opt/FSUNprovd/conf/HTTPD.conf
    option = 2
    source = /opt/FSUNprovd/conf/HTTPD2.conf
・・・
-------------------------------------------------------------------------------

注2)

セクション[JS2]では、複数の操作対象資源を指定できます。
なお、cmd、sourceは、対で指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
  [JS2]
    target = on
    option = 3
    cmd = jar
    source_dir = /opt/FJSVjs2/webapps/sample1
    cmd = tar
    source_dir = /opt/FJSVjs2/webapps/sample2
・・・
-------------------------------------------------------------------------------

注3)

セクション[InfoDir]では、sourceに、複数のディレクトリを空白で区切って指定できます。各ディレクトリに空白がある場合は、ダブルクォーテーション("")で囲みます。
-------------------------------------------------------------------------------
  [InfoDir]
    target = on
    source = /opt/dib/dsa1 /opt/dib/dsa2
-------------------------------------------------------------------------------

注4)

セクション[SOAP]では、sourceに、複数のファイルまたはディレクトリを空白で区切って指定できます。
-------------------------------------------------------------------------------
  [SOAP]
    target = on
    source = /opt/FJSVsoap/deplay  /opt/FJSVsoap/deplay/file.db
-------------------------------------------------------------------------------

注5)

セクション[IHS]では、移入時にホスト名/IPアドレスを変更する必要がある場合、ihs_host_tableに、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
  [IHS]
  target = on
  from_v6 = off
  option = 1
  ihs_host_table = /usr/work/host_table.txt
-------------------------------------------------------------------------------
 なお、host_table.txtは、以下のように記述します。
 (変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス)
 (変換前のホスト名) > (変換後のホスト名)
 −コメント行には、各行の先頭にハッシュマーク(#)を記述します。
 −半角スペース、タブは、無視します。
 例)ホスト名およびIPアドレスを以下のように変換する場合
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”
 −変換前:ホスト名“www.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“www.interstage.com”
 −変換前:ホスト名“host1.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“host2.fujitsu.com”
-------------------------------------------------------------------------------
### Host IP conversion table ###

# IP address conversion definition
  192.168.0.1 > 192.168.0.3
  192.168.0.2 > 192.168.0.4

# Host name conversion definition
  www.fujitsu.com > www.interstage.com
  host1.fujitsu.com > host2.fujitsu.com
-------------------------------------------------------------------------------

注6)

セクション[IJServer]では、移入時にIPアドレスを変更する必要がある場合、ijserver_host_tableに、変更前と変更後のIPアドレスおよびIJServer名を記述したファイル名(絶対パス)を指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
  [IJServer]
  target = on
  ijserver_host_table = /usr/work/host_table.txt
-------------------------------------------------------------------------------
 なお、host_table.txtは、以下のように記述します。
 (変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス) [(IJServerワークユニット名)]
 −コメント行には、各行の先頭にハッシュマーク(#)を記述します。
 −半角スペース、タブは、無視します。
 例)IPアドレスを以下のように変換する場合
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”
 −変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”、変換対象IJServer:“IJServer01”
-------------------------------------------------------------------------------
192.168.0.1 > 192.168.0.3
192.168.0.2 > 192.168.0.4 IJServer01
-------------------------------------------------------------------------------

注7)

セクション[JMX]では、移入時にInterstage JMXサービスのIPアドレスを変更する必要がある場合、ipaddressに、変更後のIPアドレスを指定します。
-------------------------------------------------------------------------------
[JMX]
target = on
ipaddress = 192.168.0.1    # Host IP address
-------------------------------------------------------------------------------

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