Interstage Application Server 運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更) | > 4.2 他サーバへの資源移行 | > 4.2.3 資源移入手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合) |
CORBAサービス資源の移入について説明します。
CORBAサービス資源の移入では、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\ODWIN\bin\odrestoresys.exe |
/opt/FSUNod/bin/odrestoresys |
/opt/FJSVod/bin/odrestoresys |
odrestoresysコマンドは、CORBAサービスが停止している状態で実行する必要があります。
なお、odrestoresysコマンドは、オプションを指定することによりCORBAサービス資源ファイル(config、inithost/initial_hosts、init_svc/initial_services、impl.db、CosNamingディレクトリ配下のファイル)に設定されているホスト名またはポート番号を変更し、インタフェースリポジトリサービス資源のデータベースの格納先を変更して移入することが可能です。変更しない場合の手順については、同一マシン上でのリストア手順と同じです。“CORBAサービス資源のリストア”を参照してください。
Interstage管理コンソールを使用してSSL環境を設定した場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源を移入する必要があります。“Interstage証明書環境資源の移入”を参照してInterstage証明書環境資源を移入してください。odsetSSLコマンドを使用してSSL環境を設定した場合は、移入先のSSL環境にしたがってodsetSSLコマンドを実行してください。
OD_set_envコマンドを使用してオブジェクトリファレンスに埋め込むホスト情報を設定していた場合、移入操作後にOD_set_envコマンドで移入先の環境用のホスト情報を設定してください。
資源の移入を行うことにより、以下の場合においてconfigのIIOP_hostnameパラメタにホスト名が設定されます。
IIOP_hostnameを設定する必要が無ければIIOP_hostnameの定義を削除してください。IIOP_hostnameパラメタの詳細については“チューニングガイド”の“config”を参照してください。
バックアップ先パスがX:\Backup\ODの場合の操作例を以下に示します。
odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービス資源ファイルの移入を行います。 |
バックアップ先パスが/backup/FSUNodの場合の操作例を以下に示します。
odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービスの資源ファイルをリストアします。 |
バックアップ先パスが/backup/FJSVodの場合の操作例を以下に示します。
odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービスの資源ファイルをリストアします。 |
一般ユーザ(Usersグループのみに所属するユーザ)による操作を行う場合は、Interstageインストールフォルダのプロパティで[セキュリティ]タブを表示し、該当ユーザに対するアクセス許可をフルコントロールに設定してください。
なお、Microsoft(R) Windows(R) XPでフォルダのプロパティに[セキュリティ]タブが表示されない場合は、次の手順を実行することで表示されます。
バックアップ環境においてInterstageの自動起動の設定をしていた場合など、必要に応じて、以下の手順で「スタートアップの種類」を変更してください。
目次
索引
![]() ![]() |