Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.5.23 V5.1以前のServletサービス資源のリストア
V5.1以前のServletサービス資源のリストア手順について説明します。
■リストアコマンド
V5.1以前のServletサービス資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

各環境定義ファイル(Webアプリケーション環境定義ファイルを除く):
C:\Interstage\F3FMjs2\bin\jsrestore.exe
Webアプリケーション(Webアプリケーション環境定義ファイルを含む):
C:\Interstage\JDK13\bin\jar.exe(JDK1.3を"C:\Interstage\JDK13"にインストールした場合)
xcopyコマンド(JREの場合) |

各環境定義ファイル(Webアプリケーション環境定義ファイルを除く):
/opt/FJSVjs2/bin/jsrestore
Webアプリケーション(Webアプリケーション環境定義ファイルを含む):
/opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/jar(JDK1.3を"/opt/FJSVawjbk/"にインストールした場合)
tarコマンド(JREの場合) |
■リストア方法
Webアプリケーションが複数ある場合、それぞれに対して下記2.(Webアプリケーションのリストア)を行ってください。

以下の条件の操作例を示します。
- バックアップ用ディレクトリのパスがX:\Backup
- Webアプリケーションのバックアップファイル名がX:\Backup\F3FMjs2\webapps\sample.war(JDKの場合)
- Webアプリケーション格納ディレクトリが C:\Interstage\F3FMjs2\webapps\sample
1.jsrestoreコマンドを実行して、環境定義ファイルをリストアします。
C:\Interstage\F3FMjs2\bin\jsrestore X:\Backup
2.Webアプリケーションをリストアします。
-JDKの場合
jarコマンドを実行して、Webアプリケーションをリストアします。
C:\Interstage\JDK13\bin\jar xvf X:\Backup\F3FMjs2\webapps\sample.war
-JREの場合
xcopyコマンドを実行して、Webアプリケーションをリストアします。
xcopy /E /K /I X:\Backup\F3FMjs2\webapps\sample C:\Interstage\F3FMjs2\webapps\sample |

“C:\Interstage\F3FMjs2\conf”以外に格納したサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをリストアする場合には、上記1.2を行った後、以下の方法でサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをリストアしてください。
なお、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルが複数ある場合、それぞれに対して下記を行ってください。
以下の条件の操作例を示します。
- サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのバックアップファイル名がX:\Backup\F3FMjs2\conf\jsgw.conf
- サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの格納ディレクトリがC:\tmp\F3FMjs2\conf
copyコマンドを実行して、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをリストアします。
copy X:\Backup\F3FMjs2\conf\jsgw.conf C:\tmp\F3FMjs2\conf |

以下の条件の操作例を示します。
- バックアップ用ディレクトリのパスが /backup
- Webアプリケーションのバックアップファイル名が/backup/FJSVjs2/webapps/sample.war(JDKの場合)
- Webアプリケーションのバックアップファイル名が/backup/FJSVjs2/webapps/sample.tar(JREの場合)
- Webアプリケーション格納ディレクトリが /opt/FJSVjs2/webapps/sample
1.jsrestoreコマンドを実行して、環境定義ファイルをリストアします。
/opt/FJSVjs2/bin/jsrestore /backup
2.Webアプリケーションをリストアします。
-JDKの場合
jarコマンドを実行して、Webアプリケーションをリストアします。
/opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/jar xvf /backup/FJSVjs2/webapps/sample.war
-JREの場合
tarコマンドを実行して、Webアプリケーションをリストアします。
tar xvf /backup/FJSVjs2/webapps/sample.tar |

“/etc/opt/FJSVjs2”以外に格納したサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをリストアする場合には、上記1.2を行った後、以下の方法でサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをリストアしてください。
なお、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルが複数ある場合、それぞれに対して下記を行ってください。
以下の条件の操作例を示します。
- サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのバックアップファイル名が/backup/FJSVjs2/conf/jsgw.conf
- サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの格納ディレクトリが/tmp/FJSVjs2/conf
cpコマンドを実行して、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをリストアします。
cp /backup/FJSVjs2/conf/jsgw.conf /tmp/FJSVjs2/conf |

なお、Enterprise Editionのみで提供するSession Registryサーバの環境定義ファイルは、“Session Registryサーバの資源ファイル”を参照して、cpコマンドでリストアしてください。
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