Interstage Application Server 運用ガイド
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第3章 アプリケーションの運用> 3.2 ワークユニットの起動・停止

3.2.1 起動時間監視

 ワークユニットの起動完了までの待ち時間を指定することができます。ワークユニット起動待ち時間を指定すると、起動時実行クラスやinit処理において問題が発生して、起動処理がハングアップした場合や遅延したときに、プロセスを強制停止し、起動処理を中止させることができます。

 なお、ワークユニット起動待ち時間はデフォルトが180秒です。変更する場合は、Interstage管理コンソールよりワークユニットの環境設定を変更してください。なお、起動完了まで処理を中断したくない場合は、ワークユニット起動待ち時間に0を指定します。

 また、ワークユニット起動待ち時間を超過し、起動に失敗した場合、自動的にスレッドダンプが採取されます。
 スレッドダンプはコンテナ情報ログ(info.log)に採取されます。また、タイムアウト発生直後と10秒後の2回出力されます。これにより、2回のスレッドダンプの変化により処理に時間の掛かっている原因を調査することができます。


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