Interstage Application Server 運用ガイド
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1.4 Interstageの構成変更
Interstage管理コンソールで、[システム]>[環境設定]タブを選択すると、Interstageの環境設定画面が表示されます。
必要な定義値を修正した後、[適用]を選択してください。
なお、環境設定の変更時には、変更する項目により、Interstageの再起動や初期化が行われます。事前に、資源をバックアップすることを推奨します。資源のバックアップの詳細については、“メンテナンス(資源のバックアップ)”を参照してください。

- Interstage統合コマンドを使用してInterstageの初期化を行う場合、Interstageの初期化完了後、Interstageが停止状態のまま以下を再起動してください。

- Interstage Operation Toolサービス
- Interstage JServlet(OperationManagement)サービス

- Interstage運用操作ツール
- Interstage管理コンソール用Servletサービス
- 環境設定操作でエラーが発生した場合には、以下の情報をもとに対処方法を特定します。エラー発生時には、最初にInterstage管理コンソールに出力されたメッセージを参照して対処してください。


・Interstage管理コンソールの出力メッセージ
・システムログに出力されているメッセージ
・ログファイル(/var/opt/FSUNtd/log/isinit_resultlog.txt)

・Interstage管理コンソールの出力メッセージ
・システムログに出力されているメッセージ
・ログファイル([Interstageインストールフォルダ]\td\log\isinit_resultlog.txt)
ログファイルには、複数回の操作情報がロギングされます。
1回の操作に対するログ情報は、“------ logging start ------”の文字列の行で始まります。本文字列の後ろに操作の実行日時が出力されますので、この情報から、操作に対応するログ情報を特定してください。
- トランザクションサービス(OTS)を使用する場合、Interstage管理コンソールとInterstage統合コマンドの併用は、基本的に行わないでください。
これらの機能を併用する場合には、以下の点に注意してください。
- Interstage管理コンソールを使用してトランザクションサービス(OTS)を使用する設定を行った環境に対し、Interstage統合コマンドを使用した初期化操作を行う場合には、事前に、Interstage管理コンソールを使用し、トランザクションサービス(OTS)を使用しない設定に変更してから実行してください。
- Interstage統合コマンドを使用し、運用形態TYPE2で初期化を行った環境に対し、Interstage管理コンソールを使用したチューニングを行う場合には、事前に、Interstage統合コマンドを使用し、運用形態TYPE1でセットアップしてから実行してください。
- トランザクションサービス(OTS)の設定を変更した場合には、構成変更の処理中に一時的にInterstageが起動されます。この際、自動起動を設定したワークユニットも起動されます。
構成変更時に起動されたInterstageおよびワークユニットは、構成変更の完了時に停止します。
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