Interstage Interaction Manager インストールガイド Linux版

4.2 アンインストール

アンインストール作業について説明します。

■アンインストール時の注意事項

アンインストール時には、以下に注意してください。

• スーパユーザでアンインストールを行ってください。
• コンピュータ起動直後にアンインストールする場合は、サービスが起動処理中のために、アンインストールが失敗することがあります。この場合、時間をおいて再度アンインストールを行ってください。

■uninstall.shシェルスクリプトの実行

アンインストールシェルスクリプトによるアンインストール手順を説明します。
マルチユーザモードでアンインストールする場合は、他のユーザの操作がアンインストールに影響ないことを確認してください。

◆管理者としてログイン

• アンインストールを行う場合は、スーパユーザになります。

  # su - <RETURN>

  
  

◆アンインストールシェルスクリプト(uninstall.sh)の実行

• アンインストールシェルスクリプトはCD-ROM上のディレクトリに移動し、実行してください。

  # mount /dev/デバイスファイル名 <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
  # cd <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
  # ./uninstall.sh <RETURN>

  
  

  

  • uninstall.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合は、英語表示されたり、文字化けして表示されることがあります。日本語表示でアンインストールを行う場合は、環境変数LANGに“ja_JP.UTF-8”を設定して、uninstall.shを実行してください。
  • RHEL5(x86)で自動マウントデーモン(autofs)によるCD-ROMの自動マウントを行った場合は、マウントオプションに“noexec”が設定されるため、uninstall.shの実行に失敗します。この場合、mountコマンドによりCD-ROMを適切に再マウントしてからアンインストールを実行してください。
    なお、マウントされているCD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

■アンインストール機能の選択

• アンインストールする機能を番号で選択します。複数選択する場合は、番号を“,”で区切って入力します。インストール済みの機能は番号の左横に“*”が表示されます。

  

  アプリケーションサーバとしてWebSphere、またはWebLogicを利用する場合は、Ajaxフレームワークのみが選択されるため、以下の機能選択は表示されず、アンインストールの確認が表示されます。

  以下の機能がインストールされています:
   * 1  Ajaxフレームワーク
   * 2  ポータル機能
  アンインストールする機能を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]: all<RETURN>

  
  

■アンインストールの確認

• アンインストール内容の確認を行い、内容に問題がなければ、“y”と入力してアンインストールを開始してください。

  アンインストール情報 :
      選択した機能 : 
          Ajaxフレームワーク
              FJSVrcf FJSVwebc FJSVapcst FJSVbcco
          ポータル機能
              FJSVispw
      製品情報パッケージ：
          FJSViim
  

  アンインストールを開始しますか？[y,q]: y <RETURN>

  
  

  

  アンインストールの途中で失敗した場合は、アンインストールを続行するかどうかの問い合わせが表示されますが、直前に出力されたエラーメッセージを確認のうえで、アンインストールを中止してください。エラー原因を取り除いたあとに、最初からアンインストール処理を行ってください。

■アンインストール完了

アンインストールが正常に終了すると、“Interstage Interaction Managerのアンインストールが終了しました。”と表示されます。