Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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付録A 環境定義ファイル

A.5 データBeanの定義(dataBeans)

Apcoordinatorと連携する場合のデータBean情報は、dataBeans要素およびdataBean要素で定義します。
なお、サーブレット連携機能の場合は、データBean情報を定義する必要はありません。

記述形式

<acfConfig>
  <dataBeans>
    <dataBean>
      <dataBeanId>データBean ID</dataBeanId>
      <className>Javaクラス名</className>
      <scope>スコープ名</scope>
    </dataBean>

    <dataBean>
     ...
    </dataBean>
   ...
  </dataBeans>
  ...
</acfConfig>

要素の内容

要素名

説明

省略

複数指定

dataBean

各データBeanの定義を指定します。

dataBean/dataBeanId

データBean IDを指定します。
指定できる値は、アルファベット(A-Z、a-z)および数字(0-9)の範囲で、先頭はアルファベットでなければなりません。

×

×

dataBean/className

データBeanのJavaクラス名を指定します。
指定するJavaクラスは、以下の条件を満たしている必要があります。

  • WebアプリケーションのCLASSPATHに含まれるクラスであること
  • パブリックのデフォルトコンストラクタを持つこと
  • Ajaxフレームワークが提供するクラス以外であること
  • com.fujitsu.uji.DataBeanクラスを継承していること
  • JavaBeans形式であること

×

×

dataBean/scope

コンポーネントの有効範囲(スコープ)を、以下のどちらかの文字列で指定します。
“session”、“request”
省略した場合は、“request”になります。

×

○: 可能、×: 不可能

記述例

<acfConfig>
   ...
  <dataBeans>
    <dataBean>
      <dataBeanId>HelloBean</dataBeanId>
      <className>samples.HelloBean</className>
      <scope>session</scope>
    </dataBean>
  </dataBeans>

</acfConfig>

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