Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド

5.5 開発環境の設定

ここでは、Ajaxフレームワークアプリケーションの開発環境の設定について説明します。

■ブラウザの設定

Ajaxフレームワークアプリケーションの開発で以下の機能を使用する場合は、ブラウザの設定が必要です。

• ブラウザを使用した実行・デバッグ
• Ajaxページエディタによる画面フォームの編集
• モックアップ開発

ブラウザの設定に関して、以下の点に注意してください。

• 
  Internet Explorer 6を使用する場合は、以下の手順で、オプションを確認してください。
  1. [ツール]メニューから[インターネットオプション]ダイアログボックスを開き、[セキュリティ]タブをクリックします。
  2. Ajaxフレームワークアプリケーションが動作するゾーンを選択し、[レベルのカスタマイズ]をクリックします。
     ここで、以下のオプションが[ダイアログを表示する]または[有効にする]となっている必要があります。(注)
     1. [ActiveXコントロールとプラグインの実行]
     2. [スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行]
     3. [アクティブスクリプト]

     注) [ダイアログを表示する]を選択した場合は、画面表示時に確認のためのダイアログボックスが表示されます。メッセージの内容を確認して問題がなければ、[はい]をクリックしてください。

• 
  Internet Explorer 7を使用する場合は、以下の手順で、オプションを確認してください。
  1. [ツール]メニューから[インターネットオプション]ダイアログボックスを開き、[セキュリティ]タブをクリックします。
  2. Ajaxフレームワークアプリケーションが動作するゾーンを選択し、[レベルのカスタマイズ]をクリックします。
     ここで、[アクティブスクリプト]が[ダイアログを表示する]または[有効にする]となっている必要があります。(注)

     注) [ダイアログを表示する]を選択した場合は、画面表示時に確認のためのダイアログボックスが表示されます。メッセージの内容を確認して問題がなければ、[はい]をクリックしてください。

  3. [詳細設定]タブをクリックします。
     Internet Explorer 7をAjaxページエディタまたはモックアップ開発で使用する場合は、以下の両方の処理を行ってください。
     • [ネイティブXMLHTTPサポートを有効にする]をチェックしない
     • Internet Explorer 6を使用する場合のa)、b)のオプションを確認する

     Ajaxページエディタおよびモックアップ開発を使用しない場合は、以下のどちらかの処理を行ってください。

     • [ネイティブXMLHTTPサポートを有効にする]をチェックする
     • Internet Explorer 6を使用する場合のa)、b)のオプションを確認する

• 
  Firefoxを使用する場合は、以下の手順で、オプションを確認してください。
  1. [ツール]メニューから[オプション]ダイアログボックスを開き、[コンテンツ]タブをクリックします。
     ここで、[JavaScriptを有効にする]がチェックされている必要があります。

ブラウザの設定を変更する場合は、ブラウザのセキュリティレベルが下がる可能性があるため、企業内のセキュリティポリシーなどを考慮したうえで変更してください。また、システムを利用したあとは、ブラウザの設定を元に戻しておいてください。