Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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第2章 クライアントフレームワーク> 2.4 ユーザデータ/ユーザロジックの定義部

2.4.3 イベントオブジェクト

イベントが発生してイベントリスナが呼ばれた場合、イベントリスナの引数にイベントオブジェクが渡されます。

イベントオブジェクトには様々な種類がありますが、ここでは、アクションイベントプロパティチェンジイベントについて説明します。そのほかのイベントオブジェクトについては、“UI部品リファレンス”を参照してください。

アクションイベン

アクションイベントは、画面部品が操作されたときに発生するイベントで、実体はrcf.event.ActionEventです。

以下に、記述例を示します。

{
  target: イベントを送出したオブジェクト,
  type: 'イベント名',
  browserEvent: ブラウザのイベント
}

以下に、rcf.event.ActionEventのプロパティを示します。

プロパティ名

概要

target

イベントを送出したオブジェクトです。

type

イベント名です。

browserEvent

ブラウザのイベントです。
JavaScriptが提供するイベントオブジェクトをラップしたオブジェクトが格納されています。

プロパティチェンジイベン

プロパティチェンジイベントは、モデルの値が変更されたときに発生するイベントで、実体はrcf.event.PropertyChangeEventです。

以下に、記述例を示します。

{
  target: イベントを送出したオブジェクト,
  type: 'イベント名',
  propertyName: '変更された値のプロパティ名',
  oldValue: '変更前のプロパティの値',
  newValue: '変更後のプロパティの値'
}

以下に、rcf.event.PropertyChangeEventのプロパティを示します。

プロパティ名

概要

target

イベントを送出したオブジェクトです。

type

イベント名です。

propertyName

値が変更されたプロパティ名です。

oldValue

値が変更される前のプロパティの値です。

newValue

値が変更されたあとのプロパティの値です。


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