Interstage Interaction Manager 解説書 |
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第1章 概要 | > 1.2 特長 |
システム利用状況の把握および監査のためには、アクセスログが必要になります。また、第三者からの不正なアクセスを防ぐためには、認証およびアクセス制御の機能が必要となります。システムごとに、認証、アクセス制御およびアクセスログ採取の機構を作成した場合、業務アプリケーションの開発に時間がかかり、また、認証サーバ間の整合性確保やログファイルのローテーション管理などに手間がかかります。
Interaction Managerが提供する認証機能、アクセス制御、およびアクセスログ管理機能を使用することで、ユーザの役割に応じて必要な情報や業務の提供が可能になり、不正なアクセスを防止することができます。また、ユーザがシステムごとの認証やログ管理を意識することがなくなります。これにより、安心で統制のとれたシステムを容易に構築することができます。
業務システムの監査を支援するために、以下の機能を提供しています。
Interaction Managerのポータル機能が標準で提供する簡易認証(Portalworks認証)のほかに、LDAPやActive Directory LDAPサーバを認証サーバとして利用することやInterstageシングル・サインオン認証を利用することができます。また、基本認証、フォーム認証、Proxyサーバ認証による既存サービスへの代理ログオン機能、簡易SSO機能、および暗号化サイト(SSL対応)アクセス時の証明書管理機能を提供します。
ユーザのアクセスに関して、ログオン数、無通信時間、および2重ログオンの制御を行います。
ユーザのログオン、ログオフおよびサービス使用の履歴を、アクセスログとしてファイルに出力します。セキュリティに影響を与えるすべてのユーザのオペレーションを運用管理者が追跡できる情報が記録されます。
上記機能はInteraction Managerのポータル機能が提供しています。機能の詳細については、“Portalworks 管理者ガイド”を参照してください。
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