ファイル単位バックアップエージェントのアンインストールについて説明します。
ファイル単位バックアップエージェントがインストールされている、各プラットフォーム(Windows版/Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版)の手順に従って、アンインストールを行ってください。
Windows版
Administrator権限を持つユーザーでログオンします。
動作中のバックアップ処理を確認します。
本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。
ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。
インストール先がデフォルトディレクトリ(C:¥Program Files¥Tivoli¥TSM)の場合、「C:¥Program Files¥Tivoli¥TSM¥baclient¥dsm.opt」を退避します。
ファイル単位バックアップエージェントを削除します。
[コントロールパネル]から[プログラムの追加と削除]をダブルクリックします。
表示された項目から、「IBM Tivoli Storage Manager Client」、「IBM Tivoli Storage Manager Client - Japanese」を削除します。
アンインストールが完了すると、[プログラムの追加と削除]画面から、削除したプログラムが削除されます。
Solaris版
root権限を持つユーザーでログインします。
動作中のバックアップ処理を確認します。
本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。
ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。
ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/opt/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。
ファイル単位バックアップエージェントを削除します。
TSMクライアント言語パッケージの削除
# pkgrm TIVsmClJa
TSMクライアントパッケージの削除
# pkgrm TIVsmCba
TSM APIクライアントパッケージの削除
# pkgrm TIVsmCapi
アンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
<パッケージ名> の削除に成功しました。
Linux版
root権限を持つユーザーでログインします。
動作中のバックアップ処理を確認します。
本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。
ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。
ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/opt/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。
ファイル単位バックアップエージェントを、以下の手順で削除します。
【システム環境がv.4 for x86 または 5 for x86の場合】
TSMクライアントパッケージの削除
# rpm -e TIVsm-BA
TSMクライアント言語パッケージの削除
# rpm -e TIVsm-msg.ja_JP
TSM APIクライアントパッケージの削除
# rpm -e TIVsm-API
【システム環境がv.4 for EM64T または 5 for Intel64の場合】
TSMクライアントパッケージの削除
# rpm -e TIVsm-BA
TSMクライアント言語パッケージの削除
# rpm -e TIVsm-msg.ja_JP
TSMAPIクライアントパッケージ(x64システム用)の削除
# rpm -e TIVsm-API64
TSMAPIクライアントパッケージの削除
# rpm -e TIVsm-API
【システム環境がv.4 for Itanium または 5 for Intel Itaniumの場合】
TSMクライアントパッケージの削除
# rpm -e TIVsm-BA
TSMクライアント言語パッケージの削除
# rpm -e TIVsm-msg.ja_JP
TSM APIクライアントパッケージの削除
# rpm -e TIVsm-API64
TSMクライアントパッケージのアンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
Uninstall of the Backup Archive client complete
HP-UX版
root権限を持つユーザーでログインします。
動作中のバックアップ処理を確認します。
本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。
ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。
ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/opt/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。
ファイル単位バックアップエージェントを、以下の手順で削除します。
【システム環境がHP-UX 11i v2 (PA-RISC)の場合】
TSMクライアントパッケージの削除
# /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm.CLIENT
TSMクライアント言語パッケージの削除
# /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm.CLIENT_msg_ja_JP
TSM APIクライアントパッケージの削除
# /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm.CLIENT_API
【システム環境がHP-UX 11i v2/v3 (Itanium 2)の場合】
TSMクライアントパッケージの削除
# /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm64.CLIENT
TSMクライアント言語パッケージの削除
# /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm64.CLIENT_msg_ja_JP
TSM APIクライアントパッケージの削除
# /usr/sbin/swremove -x mount_all_filesystems=false -v TIVsm64.CLIENT_API64
アンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
* Execution succeeded
AIX版
root権限を持つユーザーでログインします。
動作中のバックアップ処理を確認します。
本サーバからテープサーバに対して、ファイル単位バックアップの処理要求がされていないことを確認してください。
ファイル単位バックアップエージェントオプションファイルを退避します(再利用される場合のみ)。
ファイル単位バックアップエージェントオプションディレクトリ(/usr/tivoli/tsm/client/ba/bin)に存在するファイル(「dsm.sys」、「dsm.opt」)を退避します。
ファイル単位バックアップエージェントを削除します。
smitty installコマンドを使用して、アンインストールします。
# smitty install
smitty installコマンド実行後、以下の手順でアンインストールを実行してください。
[ソフトウェアのインストールおよび保守]画面から、[ソフトウェアの保守およびユーティリティー]を選択します。
[ソフトウェアの保守およびユーティリティー]画面から、[インストールされたソフトウェアの除去]を選択します。
[インストールされたソフトウェアの除去]画面で、ソフトウェア名を指定します。
以下の順序で、パッケージを指定してください。
tivoli.tsm.client.msg.ja_JP
tivoli.tsm.client.ba.32bit.web
tivoli.tsm.client.ba.32bit.nas
tivoli.tsm.client.ba.32bit.image
tivoli.tsm.client.ba.32bit.base
tivoli.tsm.client.ba.32bit.common
tivoli.tsm.client.api.32bit
アンインストールが完了すると、以下のメッセージが出力されます。
Unconfiguration tasks for パッケージの機能名 completed.