Storageサーバを運用するためには、ポート番号が必要となります。
そのため、Storageサーバで使用するポート番号を用意し、/etc/servicesファイルに記述する必要があります。
以下に、/etc/servicesファイルに設定する内容を示します。
また、表5.2 ポート番号の使用目的にそれぞれのポート番号の使用目的を示します。ポートフィルタリング等の設定が必要な場合には、使用目的欄に記載した内容からポートへ接続する対象を確認した上で設定を行ってください。
#サービス名 ポート番号/プロトコル名 stgxfws 1226/tcp
なお、/etc/servicesファイルの設定内容で記述されたポート番号が、すでに設置システムで使用されている場合は、空いているポート番号を割り当ててください。
サービス名 | 受信ポート | 使用目的 |
---|---|---|
stgxfws | 1226/tcp | Storage管理サーバおよびサーバ間レプリケーション運用を行う相手のStorageサーバとの通信で使用します。 |
stgxfws_論理ノード名 (*1) | 任意/tcp | Storage管理サーバおよびサーバ間レプリケーション運用を行う相手のStorageサーバとの通信で使用します。 |
*1:クラスタシステムとして運用する場合に、クラスタセットアップで作成した業務分必要となります。論理ノード名はクラスタセットアップで指定した名前であり、受信ポートはその業務用に設定した任意のポート番号です。
注意
/etc/servicesファイルの設定内容に記述されたポート番号とは別のポート番号を/etc/servicesファイルに設定した場合は、表5.2 ポート番号の使用目的中の受信ポートに記述したポート番号を設定したポート番号に読み替えてください。