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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 導入手引書

1.3 AdvancedCopy Manager運用形態例

Storageサーバは、Storage管理サーバを兼ねることができます。そのため、Storage管理サーバでもバックアップ運用/レプリケーション運用を行うことができます。

AdvancedCopy Managerでは、以下に示すような様々な構成を構築することができます。

テープサーバを導入しない場合

導入手順

どの構成の場合でも、以下の手順でAdvancedCopy Managerを導入してください。

  1. 1.3.1 Storage管理サーバの導入

  2. 1.3.2 Storageサーバの導入

  3. 1.3.3 GUIクライアントの導入

ポイント

Storage管理サーバには、全Storageサーバの運用管理情報を格納するリポジトリが存在します。そのため、Storageサーバが多数存在する場合、リポジトリアクセスの競合が発生することがあります。

Storage管理サーバを兼ねるStorageサーバでは、リポジトリアクセスの競合による業務への影響が少なからず発生します。業務への影響をできる限り少なくするために、以下のどちらかの構築方法を検討してください。

  • 専用のStorage管理サーバを構築する

  • 全Storageサーバのうち最も業務負荷の低いStorageサーバがStorage管理サーバを兼ねるように構築する


テープサーバを導入する場合

導入手順

以下の手順でAdvancedCopy Managerを導入してください。

  1. 1.3.1 Storage管理サーバの導入

  2. 1.3.2 Storageサーバの導入

  3. 1.3.3 GUIクライアントの導入

  4. 1.3.4 テープサーバの導入

注意

StorageサーバがSolarisの場合

以下の条件を共に満たす場合は、Storageサーバとテープサーバは独立させる構成としてください。

  • VTOCを含む領域を同期型レプリケーションの対象とした運用を行う。

  • 上記の領域をテープバックアップの対象とする。