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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

10.3.16 SDXオブジェクト運用単位設定コマンド(stgxfwcmsetsdx)

AdvancedCopy Managerで扱うSDXオブジェクトの運用単位(「4.8.1 SDXオブジェクト運用単位」を参照)を設定します。

また、現在のSDXオブジェクトの運用単位を表示します。

  1. 指定方法

    /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetsdx [-slice | -volume ]

  2. オプションの説明

    オプション

    説明

    なし

    現在のSDXオブジェクト管理単位を表示します。

    -slice

    AdvancedCopy Managerで扱うSDXオブジェクトの管理単位を、スライス単位に設定します。

    -volume

    AdvancedCopy Managerで扱うSDXオブジェクトの管理単位を、論理ボリューム単位に設定します。

  3. 終了ステータス

    =0:正常終了
    >0:異常終了

  4. 実行例

    非クラスタ環境での現在のSDXオブジェクト管理単位を表示します。

    # /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetsdx
    Volume (SWSTGNODE=null)

    表示形式は、『管理単位 (SWSTGNODE=設定値)』になります。

    管理単位 - スライス単位の場合は、Slice

    論理ボリューム単位の場合は、Volume

    設定値 - 環境変数SWSTGNODEが設定されている場合には、その設定値

    環境変数SWSTGNODEが設定されていない場合には、null

    Storage管理サーバ業務(論理ノード名:aserv)のSDXオブジェクト単位をスライス単位に設定します。

    # SWSTGNODE=aserv; export SWSTGNODE
    # /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmsetsdx -slice
    stgxfwcmsetsdx completed (SWSTGNODE=aserv)

注意

本コマンドの注意事項は以下のとおりです。

  • 本コマンドはrootユーザーのみ実行可能です。

  • クラスタ運用時は、Storageサーバ業務毎に設定を行います。