バックアップ対象となる業務データを決定します。
AdvancedCopy Managerのバックアップ単位は基本的にスライス(通常デバイス)です。AdvancedCopy Managerでは、バックアップ対象となる業務データが格納されているスライスのことを業務ボリュームと呼びます。バックアップ対象となる業務ボリュームは、ETERNUS ディスクアレイに配置されている必要があります。
運用可能な単位については、「1.5 AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。
業務ボリュームの設定方法については、「4.4.7 デバイスの運用種別設定」を参照してください。
注意
業務ボリュームは以下のようにスライスの割り当てを行う必要があります。
VTOCを含まないようにスライスを作成してください。
同一ディスク内には、スライス領域が重複しないようにスライスを作成してください。
注意
システムが格納されているスライスや、AdvancedCopy Managerがインストールされているスライスは、バックアップ対象としないでください。
注意
ボリューム全体を定義したスライスは、業務ボリュームとして登録しないでください。
注意
複数スライスから構成されているSafeFILEのファイルシステムおよびGlobal File Servicesローカルファイルシステムは処理できません。
複数スライスから構成されているSafeFILEのファイルシステムおよびGlobal File Servicesローカルファイルシステムをバックアップ/リストアする場合は、アンマウント状態で複数のスライスを同時に処理してください。
注意
バックアップ対象を決定する際に注意する点として、「11.1.1 全般的な注意事項」をご理解ください。
バックアップ、レプリケーション対象について
VTOCを含むスライスについて