Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド
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付録A バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合> A.2 セットアップ手順> A.2.3 クラスタシステムへの登録

A.2.3.1 状態遷移プロシジャの修正

■状態遷移プロシジャのサンプル

以下の状態遷移プロシジャのサンプルを利用します。

状態遷移プロシジャ名

格納ディレクトリ

APFW_NS_INTERSTAGE
(Symfowareのネーミングサービスの生存監視用)

/opt/FJSVibs/etc/HA

■サンプルの利用方法

以下の手順で状態遷移プロシジャの修正を行います。

◆状態遷移プロシジャの複写

状態遷移プロシジャのサンプルを、任意のディレクトリ配下に、以下の命名で複写してください。

userApplication名.APFW_NS_INTERSTAGE (※)

※ userApplication名には、識別しやすいように、PRIMECLUSTERのクラスタアプリケーション名を指定することを推奨します。

複写したプロシジャには実行権限を付与してください。
複写した状態遷移プロシジャは修正を行う必要があります。

サンプルを複写するディレクトリは、共用ディスクではなく、各ノードのローカルディスクとしてください。
また、プロシジャは各ノードで同一の位置に格納してください。

◆状態遷移プロシジャの内容の修正

状態遷移プロシジャ内のSTART_OPTにSymfowareのネーミングサービスが使用するポート番号を記述します。
以下に、ポート番号10326を指定した例を示します。

START_OPT=" 10326"


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