ページのトップに戻る
 Kシリーズ端末エミュレータFAXサポート V7.1 使用手引書

D.3 印刷領域について

主な用紙の印刷領域(展開範囲の大きさ、印字可能文字数/行数)を下表に示します。

表D.3 印刷領域

帳票の形式

展開範囲の大きさ(印字可能文字数/行数)





印刷モード

領域寸法
(インチ)

桁数換算

行数換算

ANK ※1

日本語 ※2

6LPI

8LPI

方向

印刷形式
(PMODE)

パイカ

エリ
ート

7ポ

9ポ詰り

1.5
ピッチ


ピッチ

inch

A3

縦長

@P

11.0

15.9

110

132

110

88

73

55

95

127

横長

@L

15.9

11.0

159

190

159

127

106

79

66

88

B4

縦長

@P

9.5

13.6

95

114

95

76

63

47

81

108

横長

@L

13.6

9.5

136

163

136

108

90

68

57

76

A4

縦長

@P

7.7

11.0

77

92

77

61

51

38

66

88

横長

@L

11.0

7.7

110

132

110

88

73

55

46

61

@C

10.2

7.7

136

※3

-

-

90

68

66

88

B5

縦長

@P

6.7

9.5

67

80

67

53

44

33

57

76

横長

@L

9.5

6.7

95

114

95

76

63

47

40

53

A5

縦長

@P

5.4

7.7

54

64

54

43

36

27

46

61

横長

@L

7.7

5.4

77

92

77

61

51

38

32

43

太字はプリンタファイル記述で指定するパラメータ

※1:「パイカ」はPaikaピッチ(10cpi)、「エリート」はEleteピッチ(12cpi)を示します。

※2:「7ポ」は10cpi(7ポ時のみ)、「9ポ詰り」は8cpi(9ポ時のみ)を示します。

    また、「1.5ピッチ」は20/3cpi(9ポ、10.5ポで可)、「2ピッチ」は5cpi(9ポ、10.5ポ、12ポで可)を示します。

※3:エリート指定無効のためパイカと同じ136桁です。

注意

  • 印刷領域の「領域寸法」は論理的な展開領域(240dpi換算)です。
    実際のFAX出力において印刷内容が自動縮刷される場合、文字の実寸が小さくなります。

  • 表の値はK端末FAXサポートが展開する文字数(桁数)、行数です。
    実際のFAX出力においては、印刷領域の上下左右の端の文字が印刷されない機種があります。
    特にカット紙タイプの機種では用紙下端余白が大きく、表の行/桁数を印字できない場合が多いため、上下左右に余裕(余白)を取った帳票設計をしてください。

  • 表の値はK端末LBPサポートの文字数(桁数)、行数仕様と同じです。
    ただし、K端末FAXサポートは、FAX装置の印刷可能なサイズに合わせて送信画イメージデータを作成するため、LBPなど他の印刷装置より小さく印刷されることがあります。

参考

FAX装置固有の仕様による印刷制御について

  • ロール紙への印刷結果
    記録紙にロール紙を使用するFAX装置の場合、ホストで指定した用紙サイズより搬送方向の長さが短くなることがあります。

  • カット紙FAX装置への出力
    紙の吸入状態によりヘッダの文字が正しく印字されない場合があります。
    また、送信データが用紙に収まりきれない場合の仕様は下記例のように様々です。
    ・はみ出たデータは捨てられる
    ・はみ出たデータは2枚目に印刷される(白紙の場合もあり)
    ・エラーとなる

  • 印刷結果(データ処理)
    用紙端のデータや小さい黒データを出力しない場合があり印刷の一部が欠けたり、印刷域全体が移動して印刷されることがあります。
    自動縮小機能を搭載した機種で当機能をオフにすると印刷領域の端の部分が印刷されない場合があります。