FAXログファイルは、K端末FAXサポートのメインウィンドウ上のログ出力([LOG])ボタンを押すことによりテキスト形式(.txt)のファイルとして出力されます。
[LOG]ボタンを押した場合のメッセージや出力ファイルの形式は、K端末FAXサポートを起動しているアカウントの詳細情報保存フォルダへのアクセス権限により異なります。
(1)FAXログファイルの種類と出力形式
FAXログファイルはセキュリティ運用の違いにより下表に示すように2種類あります。
項目 | 一般のFAXログファイル | 詳細なFAXログファイル | |
---|---|---|---|
ファイル名 | FAXLOGF1.TXT | FAXLOGF2.TXT | |
ファイルの出力先 | 環境設定保存フォルダ | 詳細情報保存フォルダ | |
レコード長 | 175byte(173桁固定) | 274byte(272桁固定) | |
レコード内の項目 | 番号 | 電話番号の下位4桁までを出力(領域は4桁固定) | |
識別 | FID文字列の下位4桁までを出力(領域は4桁固定) | ||
FAX番号 | (出力しない) | 全桁出力(領域は77桁固定) | |
送信先FID | (出力しない) | 全桁出力(領域は20桁固定) |
レコード内の項目の区切り文字には“|”が使用されます。ただし、「補足」と「通信品質」はひとつの項目の扱いとなります。
FAXログファイルの出力形式を以下の例で示します。
注意
詳細なFAXログファイルを出力するためには「詳細情報保存フォルダ」に設定が必要です(設定方法は「2.7 詳細なFAXログ利用者のアクセス許可」をご覧ください)。
(2)出力操作
ログ出力([LOG])ボタンを押すとFAXログファイルを出力し、以下のメッセージを表示します。
また、このメッセージに対し「はい」を選択することでテキストエディタが起動され、メッセージで示すFAXログファイルをすぐに確認することができます。
注意
出力されるFAXログファイルはユーザー用にテキストファイル化した二次ファイルであり、K端末FAXサポートが送信結果を逐次記録しているデータファイル(一次ファイル)ではありません。また、詳細なFAXログファイルを出力できるユーザーとできないユーザーとでFAX送信動作や一次ファイルのデータに差異はありません。従って、詳細なFAXログファイルを出力できるユーザーがK端末FAXサポートを起動すれば、改めて詳細なFAXログファイルを出力することができます。