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 Kシリーズ端末エミュレータFAXサポート V7.1 使用手引書

2.3 セットアップウィザード(「新しい接続」)

「新しい接続」を使用すると、K端末FAXサポートのアイコンを対話形式で簡単に登録することができます。

注意

セットアップウィザードを使用するには、環境設定保存フォルダへのフルアクセスが許可されている管理者のアカウントでログインしてください。
セットアップ中に「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示された場合は、「続行」ボタンをクリックしてください。

1.Kシリーズ端末エミュレータフォルダにある「新しい接続」のアイコンをクリックします。

セットアップウィザードが起動します。


2.接続名と端末定義を指定し、「次へ」ボタンをクリックします。

ここでは接続名と端末定義を指定します。

■接続名

接続名がアイコンの名前となります。K端末エミュレータのフォルダには、この名前が表示されるようになります。

■端末定義

一覧から「FAX」を選択します。この項目は、作成後に変更することはできません。


3.接続先を指定し、「次へボタンをクリックします。

ここでは通信制御サービスで定義したホストとの接続先を指定します。K端末FAXサポートは起動時にここで指定された接続先に接続を行います。

■接続先

接続先の一覧で選択したホストとの接続先(接続パス名)が表示されます。

■接続先の一覧

「接続先の一覧」ボタンを選択すると次のような画面が表示されます。この画面より接続先の「2-Printer」を選択して、「OK」ボタンをクリックしてください。

参考

接続パス名について

K端末FAXサポートは一覧より選択された接続先を次のように表現しています。この接続先を「接続パス名」と呼びます。
接続パス名 : 接続手順名 + 接続情報名 + LU番号(デバイス番号)

「接続先の一覧」画面で反転表示されている接続先は次のように表現されます。
接続パス名 : NmcTcpip¥WS1.2

注意

接続先の一覧は通信制御サービスのセットアップ情報を基に表示されるので、あらかじめ通信制御サービスがセットアップされていることを確認しておいてください。


4.終了抑制機能の設定を行い、「次へ」ボタンをクリックします。

この画面では、終了抑制機能の使用の有無を設定します。

終了抑制機能を使用すると、システムメニューやタイトルバーの終了ボタンなどの、システムが提供する終了操作を受け付けないようにすることができます(詳しくは「3.1.3 終了抑制機能について」を参照してください)。

■終了抑制
・システムメニューの終了操作を受け付ける

通常のアプリケーションのように、システムメニューの「閉じる」や終了ボタンの操作によってエミュレータを終了させます。

・システムメニューの終了操作を受け付けない

システムメニューの「閉じる」や終了ボタンをグレー表示し、これらの操作を禁止できます。


5.設定内容を確認し「完了」ボタンをクリックします。

正しくない場合は「戻る」ボタンをクリックして変更することができます。

「完了」ボタンをクリックすると「新しい接続」は終了し、K端末エミュレータのフォルダに新しいアイコン()が作成されます。

図2.1 K端末エミュレータのフォルダ