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ETERNUS SF Storage Cruiser 13.4 メッセージ説明書

2.2.2 パス診断エラー

パス診断ステータス異常:SA_DTL_CMDSTATUS (0x8102)

1206 : Fyy Status Error : (port=d1/bus=d2/tid=d3/lun=d4) sense code=d5, sub sense=d6, status=d7.

パラメーター説明

d1 : port番号
d2 : bus番号
d3 : Target番号
d4 : lun番号
d5 : パス診断で実行したSCSIコマンドのセンスデータ
d6 : パス診断で実行したSCSIコマンドのサブセンスデータ
d7 : パス診断で実行したSCSIコマンドのSCSI STATUS

原因

パス診断で実行したSCSIコマンドがSCSI STATUSが異常となりました。

対処

パスは問題ありませんが、パス診断対象デバイスの状態が異常の可能性があります。対象デバイスのステータスを確認後、リトライしてください。

問題が解決しない場合は、次のマニュアルを参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術員(SE)に連絡してください。
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「D.1 調査資料の採取方法」

パス診断不可:SA_DTL_DIAGIMPOS (0x8103)

1205 : Fyy Diagnostic Error : (port=d1/bus=d2/tid=d3/lun=d4) s1 s2 ( d5 : s3 )

パラメーター説明

d1 : port番号
d2 : bus番号
d3 : Target番号
d4 : lun番号
s1 : 障害を検出したライブラリ
s2 : 障害内容
d5 : 障害を検出したライブラリの戻り値
s3 : d5から生成したエラーメッセージ

原因

次の理由でパス診断を実行できませんでした。

  • s1: sardc_proc_drive_no()の場合

    パス診断対象デバイスの物理ドライブ番号の取得に失敗。

  • s1: CreateFile()の場合

    • s2: 物理ドライブ名(¥¥¥¥.¥¥PhysicalDrive%d)

      物理ドライブ番号のハンドルの取得に失敗。

    • s2: "F3GLAADR"

      MPHDのハンドルの取得に失敗。

  • s1: DeviceIoControl()の場合

    • s2: "F3GLAADR"

      MPHDの制御対象外のデバイスにパス診断実施。

  • s1: calloc()の場合

    領域獲得に失敗。

対処

対象デバイスの指定が誤っている可能性があります。診断対象デバイス、対象サーバノードの構成/接続、マルチパス環境の有無と構成について異常が発生していないか確認してください。

問題が解決しない場合は、次のマニュアルを参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術員(SE)に連絡してください。
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「D.1 調査資料の採取方法」

2200 : Fyy Parameter Error. check_flag=d1.

パラメーター説明

d1 : エラー情報

原因

パス診断を実行するのに情報が不十分です。

対処

次のマニュアルを参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術員(SE)に連絡してください。
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「D.1 調査資料の採取方法」

2207 : Fyy Path Type is wrong. reason: s1

パラメーター説明

s1 : エラー情報

原因

パス診断を実行する情報が不適当です。

対処

次のマニュアルを参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術員(SE)に連絡してください。
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「D.1 調査資料の採取方法」