アクセスパスの設定・削除の操作中に /var/adm/messages にエージェントのエラー(メッセージID=3400)が出力された場合、定義ファイルの更新に失敗している可能性があります。エージェントを一度停止し、以下の対処を行ってください。
root 権限を持つユーザーで以下のコマンドを投入し、エージェントを停止します。
# /opt/FJSVssage/bin/pstorageagt
ps コマンドで、エージェントが停止していることを確認します。
# /bin/ps -ef | grep FJSVssage
以下のファイルを必要に応じて任意のディレクトリに退避します。
/kernel/drv/sd.conf
/kernel/drv/fjpfca.conf
/kernel/drv/lpfc.conf
/kernel/drv/lpfs.conf
定義ファイルを元に戻します。
バックアップファイル格納場所(/var/opt/FJSVssage/backup)に存在するバックアップファイルを基に、変更前のファイルに戻します。
サーバノードを再起動します。
Solaris 8 OS、Solaris 9 OS、Solaris 10 OS の場合
# touch /reconfigure # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 サーバノードが再起動した後に以下のコマンドを投入します。 # disks -C
その他以下に、主な事例と対処法を示します。
新たに HBA を追加してエージェントが環境エラーを検出した場合(交換時は除く)
HBA 追加後にサーバノードが再構成モードで起動されていない可能性があります。そのような場合は、再構成モードで再起動してください。
新たに HBA ドライバをインストールしてエージェントが環境エラーを検出した場合
ドライバインストール後、サーバノードが再構成モードで起動されていない可能性があります。そのような場合は、再構成モードで再起動してください。