Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU - |
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付録H 資源の見積り |
Symfoware/RDBは、データ操作中に中間結果の保存が必要になると、作業用テーブルにデータを保存します。また、データのソート処理が必要な場合は、作業用ソート領域を使用します。作業用テーブルや作業用ソート領域には、一定量までは仮想記憶を使用しますが、それを超えると、ハードディスク上の領域を使用します。この領域をソート作業域と呼びます。ソート作業域には、利用者が獲得した作業用のディレクトリを指定します。
ソート作業域には、共用ソート作業域と固有ソート作業域の2つがあります。共用ソート作業域は、Symfoware/RDB内のアプリケーションで共用するソート作業域であり、システム用の動作環境ファイルで指定します。固有ソート作業域は、特定のアプリケーションが使用するソート作業域であり、クライアント用の動作環境ファイルで指定します。固有ソート作業域を指定しない場合は、共用ソート作業域が使用されます。固有ソート作業域を指定した場合は、固有ソート作業域が使用され、共用ソート作業域は使用されません。
アプリケーション実行時にソート作業域が不足した場合は、アプリケーションのエラーとなります。
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