Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU -
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第2章 アプリケーションの設計> 2.4 トランザクションと排他制御

2.4.9 トランザクション実行時間の設定

アプリケーションがSQL文を実行すると、データベースサーバにメモリ資源や排他資源を獲得します。この資源を獲得したまま、アプリケーションに何らかの異常が発生した場合、獲得した資源が回収できなくなることがあります。

このような問題を防止するには、動作環境ファイルの実行パラメタTRAN_TIME_LIMITを使用します。TRAN_TIME_LIMITに1つのトランザクションの最大実行可能時間を指定すると、トランザクションが指定時間を超過した場合は、コネクションを切断し、獲得した資源を回収します。当パラメタはシステム用の動作環境ファイル、クライアント用の動作環境ファイルまたはサーバ用の動作環境ファイルに指定することができます。動作環境ファイルの詳細については、“アプリケーションのチューニング”を参照してください。


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