Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU -
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付録H 資源の見積り> H.2 メモリの見積り式

H.2.1 アプリケーション実行時のメモリ見積り

アプリケーションの実行時に、Symfoware/RDBのライブラリが使用するメモリ量の概算は、以下の式で見積もってください。

アプリケーション実行時の使用メモリ量 = Σセション単位の使用メモリ量

  セション単位の使用メモリ量 = 30KB
                             + 通信に利用するバッファサイズ
                             + 一括FETCHを行う場合のバッファサイズ
                             + SQL文を実行する際の情報の保持域サイズ
                             + ΣSQL記述子域サイズ

  通信に利用するバッファサイズ
    = 動作環境パラメタBUFFER_SIZEに指定したバッファサイズ
      (1列に対する列のデータ長がこのサイズを超えた場合、自動的に拡張されます)

  一括FETCHを行う場合のバッファサイズ
    = 動作環境パラメタRESULT_BUFFERに指定したバッファサイズ ×
                        動作環境パラメタRESULT_BUFFERに指定したバッファの個数

  SQL文を実行する際の情報の保持域サイズ
    = 動作環境パラメタMAX_SQLに指定した数×0.5K
    + 準備中の動的SQL文の中で使用している動的パラメタおよび選択リストの数×0.1K

  SQL記述子域サイズ
    = ALLOCATE DESCRIPTOR文で指定したWITH MAX値
      (省略時は動作環境パラメタDESCRIPTOR_SPECに指定した値)×0.1K
    + Σ各項目記述子域に設定されたデータの合計サイズ

備考. 動作環境パラメタは、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタのことです。

セションの詳細については、“マルチスレッド環境におけるデータ操作”を参照してください。


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