Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU -
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 アプリケーションのコンパイル・リンク> 5.2 Windows(R)を使用した場合のアプリケーションのコンパイル・リンク

5.2.5 コンパイル時のコネクション先の指定

アプリケーションは、一般的にはアプリケーションでコネクショを操作して、データベースをアクセスしますが、以下の方法により、アプリケーションにコネクション操作を記述しなくても動作することが可能となります。この場合、以下の注意が必要です。

■コンパイル時にデータベースを指定す

アプリケーションをコンパイル(sqlccまたは、sqlcobol)するときに、アプリケーションで利用するデータベース名を指定します。このオプションを指定すると、アプリケーションの実行時に自動的に指定したデータベースと結合されます。このため、アプリケーションからのCONNECT文は実行できません。

例1

データベース名を“DB01”とした場合の指定方法(Cプログラムの場合)
cd  C:\USERS\DEFAULT\APPLICATION\SRC
sqlcc    -d DB01 -L/out:..\BIN\DEMO08.EXE DEMO08.SC
            ↑
    データベース名を指定する

 

例2

データベース名を“DB01”とした場合の指定方法(COBOLプログラムの場合)
cd  C:\USERS\DEFAULT\APPLICATION\SRC
sqlcobol -d DB01 -L"/out:..\BIN\DEMO09.EXE DEMO09SUB.OBJ"
            ↑
    データベース名を指定する
        DEMO09MAIN.SCOB  -M

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007-2008