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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

A.1.9 パターン(論理積・論理和・否定)

以下について説明します。


論理積

パス式で指定した要素の値が、指定されたすべてのパターンを含むかどうかを調べます。

/root/text = '高速&検索'

/root/textが示す要素の値が“高速”および“検索”という文字列を両方含む場合に真となります。


論理和

パス式で指定した要素の値が、指定されたどちらかのパターンを含むかどうかを調べます。

/root/text = '高速|検索'

/root/textが示す要素の値が“高速”または“検索”という文字列を含む場合に真となります。


否定

要素の値が、指定されたパターンを含まないかどうかを調べます。

/root/text = '~(高速|検索)'

/root/textが示す要素の値に“高速”という文字列も“検索”という文字列も含まない場合に真となります。


ポイント

パターン検索には、論理積、論理和、否定を組み合わせて使用できます。このときの評価順序は以下のとおりです。

  1. 否定

  2. 論理積

  3. 論理和

また、括弧(“(”および“)”)を使用して評価順序を指定できます。括弧の中の条件は、優先的に評価されます。