要素ノードの子ノードに、テキストノードと要素ノードが混在するXML形式(以降、混在内容と呼びます)の入力ファイルを指定した場合、処理の対象は各機能によって扱いが異なります。
文書
<company> <name>fujitsu</name> <employee>2000 <name>tanaka</name>ichiro </employee> </company> |
図2.6 XML形式の構造
“employee要素ノード”には、テキストノードと要素ノードが混在していることを示します。図中の(1)、(2)および(3)を指します。
検索式に指定された要素ノードの子ノードに、テキストノードと要素ノードが混在した場合、“employee要素ノード”直下のすべてのテキストノード(1)および(3)が検索対象になります。
リターン式に"/company/employee"と指定した場合、配下のすべてのノード(1)、(2)、(3)および(4)が対象になります。
連結条件および出力項目に指定されたテキスト式で表される要素ノードの子ノードに、テキストノードと要素ノードが混在した場合、 “employee要素ノード”直下の先頭のテキストノード(1)の値だけが処理対象となります。
グループ式または集計式に指定されたテキスト式で表される要素ノードの子ノードに、テキストノードと要素ノードが混在した場合、 “employee要素ノード”直下の先頭のテキストノード(1)の値だけが処理対象となります。
ソート式または、リターン式に指定されたテキスト式で表される要素ノードの子ノードに、テキストノードと要素ノードが混在した場合、 “employee要素ノード”直下の先頭のテキストノード(1)の値だけが処理対象となります。