業務で扱うデータには、日付や時間の情報(以降、日時データと呼びます)が存在します。しかし、データを利用したり作成したりする地域や部門によって、その表記方法は多岐に渡ります。
また、企業のグローバル化に伴い、英語圏表記の日時データを扱うケースも増えてきています。
例
いろいろな日時データの表記例を、以下に示します。
日付 | 時間 | 日時 |
---|---|---|
|
|
|
このように、さまざまな形式の日時データを含んだデータ同士を抽出・連結・集計・ソートするには、あらかじめ別のツールやソフトウェアなどを使って形式や桁をそろえる必要がありました。
そこで、Data Effectorでは日時データを処理するために、日時関数を提供します。
本関数では標準形式を定めて、この形式を基準に処理します。
本関数は、以下のような用途に利用できます。
日時データ同士の大小比較
日時データ値の取出し
半期、四半期などの単位での丸め・切捨て
これにより、別のツールやソフトウェアでの変換処理が不要になり、全体の作業をData Effectorで効率良く実施できます。
参照
日時関数の使用方法については、“4.1 日時データを変換する”を参照してください。