業務実績の証明やトラブル対処のために、企業活動の結果に加えて、その業務に関する様々なデータを採取・蓄積する時代となり、大量データの中から目的の情報を素早く取り出し、状況の変化に応じてスピーディーに対応することがますます重要となっています。しかし現実は、データの仕分けにはプログラム開発が伴い、また入力となる複数データを事前に整形する必要があります。この結果、データ処理のバッチやユーザープログラムが複雑に絡み合うことになり、システム全体が複雑化すると共に、システム構築のコストのみならずシステム運用コストまでもが増大しています。
そこで必要になるのは、蓄積された大量のデータを簡単に束ねて活用できるツールです。
Data Effectorとは
Data Effectorは、CSV/XMLデータを高速・簡単に仕分け・結合・集計するデータ加工ツールです。
項目の並びや長さの異なる不揃いなデータでもそのまま扱うことができます。複数の条件で同時仕分けする機能により、大量の業務データの中から、目的に応じたデータを効率的かつ簡単に素早く取り出せます。
Data Effectorを使えば、以下のデータ加工処理が可能です。
複数のデータを仕分ける。
必要なデータを取り出す。
データを結合する。
データを集計する。
データを並び替える。
これらは組合せが自由で、データ処理に必要な条件を指定して実行するだけです。データのクレンジングなどの前処理も不要で、既存の業務システムに手を入れずに外付けでデータ活用ができます。
Data Effectorは、その優れた能力でお客様の情報活用の活性化を支援します。
従来の技術との画期的な違いは、複雑な手順を踏まずに簡単にデータ加工できることです。例えば、従来技術で業務システムにまたがる不揃いのデータを分析しようとした場合、データを統合するために、テーブルの設計やインデックスの作成などの作業が必要となり、膨大な時間を費やしています。
Data Effectorでは、そのような事前準備をする必要がないため、やりたいことがすぐ始められるようになります。