Interstage Job Workload Server 解説書
|
目次

|
3.3.3 マルチジョブコントローラ
バッチ実行機能には、ジョブステップを効率良く多重に実行して、ジョブを高速に処理するための機能として“マルチジョブコントローラ”があります。
マルチジョブコントローラの機能は以下のとおりです。
カスケードモードは、以下の方法でジョブを高速に処理します。
- ジョブステップ間のデータを名前付きパイプの通信(メモリ)にすることにより、ジョブステップ間のファイル入出力による処理時間を軽減します。
- 名前付きパイプを使用するのと同時に、複数のジョブステップを同数のプロセスで同時実行します。
マルチジョブコントローラを使用する場合

マルチジョブコントローラを使用しない場合


ジョブステップ間のデータの受渡しを名前付きパイプによる通信にするため、マルチジョブコントローラを使用しない場合のジョブ実行に比べて、プロセス数、CPU、メモリを必要とします。

マルチジョブコントローラの詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“マルチジョブコントローラ”を参照してください。
Copyright 2008 FUJITSU LIMITED