Interstage Job Workload Server 解説書
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第3章 機能> 3.2 開発環境

3.2.1 バッチアプリケーションの開発

バッチアプリケーションには、以下があります。

■COBOLアプリケーションの開発

COBOLアプリケーションは、NetCOBOLで開発します。開発したアプリケーションは、バッチワークユニットに配備してから実行します。
手順を以下に示します。

  1. 以下のCOBOLアプリケーションを作成します。
    ・プログラムソース
    ・アプリケーションの入力パラメタを定義したCOBOL登録集
  2. 以下をバッチ実行基盤に通知するための“アプリケーション情報入力ファイル”として作成します。
    ・アプリケーションの入力パラメタ
    ・バッチアプリケーション名
    ・ライブラリ名など
  3. “COBOL実行基盤インタフェース生成ツール”を実行します。
    アプリケーション情報入力ファイルを入力にして、以下が作成されます。
    ・“COBOL実行基盤インタフェース”
    ・“アプリケーションインタフェース定義ファイル”
    ・“アプリケーション呼出し定義ファイル”
  4. 以下をコンパイル/リンクし、ライブラリを作成します。
    ・プログラムソース
    ・アプリケーションの入力パラメタを定義したCOBOL登録集
    ・COBOL実行基盤インタフェース
  5. 以下をバッチワークユニットに配備します。
    ・ライブラリ
    ・アプリケーションインタフェース定義ファイル
    ・アプリケーション呼出し定義ファイル


バッチアプリケーションが使用する文字コードは、システムのロケールに合わせてください。

バッチアプリケーションが使用する文字コードは、バッチ実行基盤が動作する文字コードに合わせてください。

■C言語アプリケーションの開発

C言語アプリケーションは、任意の開発環境で開発します。開発したアプリケーションは、バッチワークユニットに配備してから実行します。
手順を以下に示します。

  1. 以下のC言語アプリケーションを作成します。
    ・プログラムソース
    ・アプリケーションの入力パラメタを定義したIDLファイル
  2. 以下をバッチ実行基盤に通知するための“アプリケーション情報入力ファイル”として作成します。
    ・アプリケーションの入力パラメタ
    ・バッチアプリケーション名
    ・ライブラリ名など
  3. “C言語実行基盤インタフェース生成ツール”を実行します。
    アプリケーション情報入力ファイルを入力にして、以下が作成されます。
    ・“C言語実行基盤インタフェース”
    ・“アプリケーションインタフェース定義ファイル”
    ・“アプリケーション呼出し定義ファイル”
  4. 以下をコンパイル/リンクし、ライブラリを作成します。
    ・プログラムソース
    ・アプリケーションの入力パラメタを定義したIDL定義ファイル
    ・C言語実行基盤インタフェース
  5. 以下をバッチワークユニットに配備します。
    ・ライブラリ
    ・アプリケーションインタフェース定義ファイル
    ・アプリケーション呼出し定義ファイル

バッチアプリケーションが使用する文字コードは、システムのロケールに合わせてください。

■コマンド/スクリプトの開発

Interstage Job Workload Serverでの“コマンド”および“スクリプト”とは、以下を示します。

コマンド/スクリプトは、各種開発言語で開発します。コマンド/スクリプトは、バッチワークユニットに登録済みのパスに配置します。


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