Interstage Job Workload Server 解説書
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第2章 概要

2.1 Interstage Job Workload Serverとは

従来メインフレーム中心であった基幹システムもインターネット技術をはじめとするオープン技術の進展により周辺業務だけでなく、コア業務もオープン化が進んでいます。
また、基幹業務のオープン化の流れは、バッチ処理のオープン化へと進展しています。このような環境において、情報システム部門では、システム構築および運用に関して、次に記す点が最重要課題となっています。

Interstage Job Workload Serverは、オープンプラットフォームを活用した基幹系システム構築に必要な共通技術、基幹システムのバッチ処理構造の共通化とジョブ制御技術、および業務運用を支援する機能を提供することで、生産性および堅牢性の高いシステム構築と運用を支援するソフトウェア製品です。

Interstage Job Workload Serverの位置づけを以下に示します。


Interstage Job Workload Serverでは、上記の構成における本製品を“バッチ実行基盤(COBOL/C)”または“バッチ実行基盤”と呼びます。

Javaアプリケーションでバッチシステムを構築、運用する場合について、Interstage Job Workload Serverの位置づけを以下に示します。


Interstage Job Workload Serverでは、上記の構成における本製品を“バッチ実行基盤(Java)”と呼びます。


Javaアプリケーションでバッチシステムを構築する場合については、マニュアル“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”をお読みください。


本書では、以降、“バッチ実行基盤(COBOL/C)”について説明しています。


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