Interstage Job Workload Server 解説書
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目次

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1.2.1.2 データベースセットアップ用スクリプトの変更
データベースセットアップ用スクリプトが変更になることによる影響に関する情報を以下に示します。
なお、以下の情報は、本バージョンへの移行において、“バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合”のみ必要な情報です。
■表作成用SQLに指定するパラメタの追加
- 変更内容
V9.1.0以降では、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合、または、バッチジョブ定義データベースに製品版のSymfoware Serverを利用する場合かつSymfoware Serverのバージョンが9.1の場合、自動容量拡張を抑止するパラメタ“EXPAND OFF”を指定する必要があります。
なお、バッチジョブ定義データベースに製品版のSymfoware Serverを利用する場合かつSymfoware Serverのバージョンが8.0/9.0の場合には、自動容量拡張を抑止するパラメタ“EXPAND OFF”を指定する必要はありません。
- 影響
自動容量拡張を抑止するパラメタ“EXPAND OFF”を設定しない場合、コンソールまたはRDBREPORTに指定したファイルに、以下のメッセージが出力される場合があります。
qdg02864i:DSI's*'の't*'の使用量がアラームポイントに達しました アラームポイント='d*'キロバイト u*
qdg02868i:DSI's*'の't*'に対する自動容量拡張を開始します 割付け量='d*'キロバイト u*
qdg02865i:DSI's*'の't*'に対する自動容量拡張を完了しました 割付け量='d*'キロバイト u*
qdg02866u:DSI's*'の't*'に対する自動容量拡張において必要な空き領域を全く確保できませんでした 割付け量='d*'キロバイト u*
- 対処方法
“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“表作成用SQLの変更”を参照し、DSI定義に自動容量拡張を抑止するパラメタ“EXPAND OFF”を指定して、表の作成(rdbddlexコマンド)を行ってください。
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