概要
単一のSystemwalker Operation Managerサーバ上で、複数のサブシステムを起動する場合に、複数サブシステム運用の環境を作成します。
定義方法
複数サブシステム運用を実施するサーバ上で、以下のコマンドを実行します。コマンドは、Administratorsグループに所属したユーザで“オペレーティングシステムの一部として機能”の権限を所有しているユーザまたはスーパーユーザが実行してください。
【Windows版の場合】
createsubsystem.exe -sys サブシステム番号 サービス起動アカウント名 |
【UNIX版の場合】
createsubsystem.sh -sys サブシステム番号 |
コマンドは以下に格納されています。
Windows版:Systemwalkerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin
Solaris版:/opt/FJSVJMCMN/bin
Linux版:/opt/FJSVJMCMN/bin
Linux for Itanium版:/opt/FJSVJMCMN/bin
HP版:/opt/FHPJMCMN/bin
AIX版:/usr/FAIXJMCMN/bin
サブシステム番号は1~9の間の数字を指定します。
サービス起動アカウント名は、作成するサブシステムのサービスを起動するアカウントを指定します。(本製品インストール時に指定したアカウントを推奨)
createsubsystemコマンドを実行することにより、サブシステムが使用するジョブスケジューラのデータベースディレクトリおよびジョブ実行制御のスプールディレクトリが作成されます。Windows版では、ジョブ実行制御のスプールディレクトリが作成される際に、[運用情報の定義]ウィンドウ-[クラスタ設定]シートの[スプールディレクトリ]で指定された情報は複写されません。
サブシステム番号が0のサブシステムが使用するデータベースディレクトリおよびスプールディレクトリは、Systemwalker Operation Managerの導入時に自動的に作成されます。
createsubsystemコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。