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Systemwalker Operation Manager  導入手引書

1.4.1 インストール前の注意事項

インストール前の注意事項を説明します。

デーモンの停止

インストール時には、すべてのSystemwalker Operation Managerのデーモンが自動的に停止します。Systemwalker Centric Managerとの共存環境では、Systemwalker Centric Managerのデーモンも、自動的に停止します。

ポート番号について

インストール時には、/etc/services に以下のポート番号が自動的に追加されます。

機能名

サービス名

ポート番号

セキュリティ

mpaclmgr

4013/tcp

使用するポート番号がすでに使用されている場合は、追加されません。

システム管理者は、Systemwalker Operation Managerが使用するポート番号を“付録C ポート番号一覧”で確認し、ポート番号がすでに使用されている場合には、すべてのサーバで使用されていない任意のポートに変更して、/etc/services にポート番号を追加する必要があります。ポート番号の設定の詳細については、“2.2.2 ポート番号の変更方法”を参照してください。

アップグレードインストールについて

Solaris版の場合で、クライアントにPCクライアント用集約修正が適用されている場合は、アップグレードインストール前にPCクライアント用集約修正を削除する必要があります。PCクライアント用集約修正の削除手順については、適用されている集約修正に付属のPCクライアント用集約修正適用手順書(README.TXT)を参照して下さい。

/etc/hostsの設定について(Linux版/Linux for Itanium版の場合)

Red Hat系のLinux/Linux for Itanium版の場合、デフォルトでは、/etc/hostsに自ホストのホスト名に対するIPアドレスとして“127.0.0.1”が設定されています。このような状態のサーバに対して、Systemwalker Operation Managerクライアントや複数サーバ監視クライアントを接続した場合、正しく監視できないことがあります。

このため、導入時には、自ホストのホスト名に対するIPアドレスとして、クライアントから接続可能なアドレスを/etc/hostsに必ず設定してください。

Solaris 10のNon-global Zoneへのインストールについて

Solaris 10のNon-global ZoneにSystemwalker Operation Managerをインストールする場合、以下の注意が必要です。

SELinux機能が有効に設定されている場合(Linux for Itanium版の場合)

SELinux(Security-Enhanced Linux)機能が有効に設定されているLinux環境には、本製品をインストールすることができません。本製品をインストールするには、SELinux機能を無効に設定してから、本製品をインストールしてください。SELinux機能を無効に設定する方法は、Linuxのオンラインマニュアル等を参照してください。