Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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付録A V5.1以前のServletサービス環境定義の移行

A.3 サーブレット・コンテナ環境定義の移行

 以下にV5.1以前のServletサービスにおけるサーブレット・コンテナ環境定義ファイルの定義項目と、Interstage管理コンソールの対応表を示します。なお、isj2eeadminコマンドを使用して、以下の各設定を行うこともできます。詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

 −:該当項目なし

V5.1以前のServletサービス

Interstage管理コンソール

タグ

属性

Server

必要ありません。

Logger

name

必要ありません。
[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [ログ参照]タブ > [コンテナログ]で参照できます。

path

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [ログ出力ディレクトリ] (注1)
[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [ログ参照]タブ > [コンテナログ]から参照できます。

backup

[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [ログ定義]タブ > [ログファイルのロールオーバ]

size

timestamp

必要ありません。

ContextManager

workDir

変更できません。以下のディレクトリになります。

J2EE共通ディレクトリ\ijserver\IJServerワークユニット名\work

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServerワークユニット名/work (注3)

clientSession

指定できません。

version

指定できません。

errResponse

指定できません。

sessionRecovery

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [セションリカバリ設定] (注1)
あわせて、“J2EEユーザーズガイド”の“セションリカバリ機能”を参照してください。

name

ありません。

sessionIdPrefix

ありません。

ContextInterceptor

classname

必要ありません。

RequestInterceptor

classname

必要ありません。

Connector

classname

必要ありません。

Parameter

handler

必要ありません。

port

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [ポート番号] (注1)

ipaddress

(注4)
[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [ServletコンテナのIPアドレス] (注1)

acsaddress

(注4)
[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Webサーバコネクタ(コネクタ)設定] > [要求を受付けるWebサーバのIPアドレス] (注1)

min_spare_threads

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [同時処理数]の“初期値” (注1)

max_spare_threads

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [同時処理数]の“待機中の最大値” (注1)

max_threads

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [同時処理数]の“最大値” (注1)

connection_timeout

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [タイムアウト] (注1)

Context

path

必要ありません。

docBase

[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [配備]タブ > [配備設定]で、[サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションを配備する]を選択で指定して配備。
上記以外で配備の場合は以下のディレクトリになります。


J2EE共通ディレクトリ\ijserver\IJServerワークユニット名\webapps\Webアプリケーション名

J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServerワークユニット名/webapps/Webアプリケーション名 (注3)

reloadable

クラスのオートリロード: [ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [共通定義] > [オートリロード] (注1)
JSPのリロード:[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [JSPのリロード] (注1)

inputcode

[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [配備]タブ > [Webアプリケーション設定] > [エンコーディング] (注2)
[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [リクエストボディ処理のエンコーディングをクエリパラメタに使用] (注1)

jsAuthentication

[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [配備]タブ > [Webアプリケーション設定] > [認証] (注2)

dirList

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [ファイルの一覧表示] (注1)

tagPooling

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [カスタムタグプーリングの使用] (注1)

clientSession

[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [配備]タブ > [Webアプリケーション設定] > [セション] (注2)

 

default

[クッキーに設定する]を選択

disable

[クッキーに設定しない]を選択

permanent

[Webブラウザでセションを保存する]をチェック
([クッキーに設定する]を選択要)

urlEncoding

必要ありません。

APITracer

“トラブルシューティング集”の“Javaツール機能”−“メソッドトレース機能”を参照してください。

TagPooling

必要ありません。

 注1)
 [ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定]による操作は、[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [環境設定]タブ > [詳細設定]によっても操作できます。
 
 注2)
 [ワークユニット] > "ワークユニット名" > [配備]タブによる操作は、[ワークユニット] > "ワークユニット名" > “Webアプリケーションのモジュール名” > [環境設定]タブ >によっても操作できます。
 
 注3)
 J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、Windows(R)ではC:\Interstage\J2EE\var\deployment、Solaris/Linuxでは/opt/FJSVj2ee/var/deploymentです。
 
 注4)
 WebサーバコネクタとServletコンテナが別システム([システム] > [環境設定]タブ > [Servletサービスの詳細設定] > [Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する]で[運用しない]を選択)の場合に設定が必要であり、同一システムの場合は必要ありません。
 

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