Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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付録A V5.1以前のServletサービス環境定義の移行> A.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義の移行

A.2.1 移行元の環境で使用していたWebサーバがInterstage HTTP Serverの場合

サーブレット・
ゲートウェイ

Interstage管理コンソール

ApJServDefaultPort

ありません。

ApJServMount

(注2)
[Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > [新規作成]タブ > [ServletコンテナのIPアドレス:ポート番号]および[Webアプリケーション名] (注1)

ApJServLogFile

[Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > [ログ設定]タブ > [ログ出力ディレクトリ]
[Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > [ログ参照]タブから参照できます。

ApJServLogLevel

[Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > [ログ設定]タブ > [デバッグ情報]

ApJServRetryAttempts

ありません。

ApJServBalance

複数のServletコンテナを使用する場合は、“1つのWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する”または“複数のWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する”を参照してください。

ApJServHost

ApJServDefinitionRead

常に有効です。

ApJServSessionRecovery

ありません。

 注1)
 [Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > [新規作成]タブによる操作は、[Webサーバ] > “Webサーバ名” > [Webサーバコネクタ] > “ワークユニット名”によっても操作できます。
 
 注2)
 WebサーバコネクタとServletコンテナが別システム([システム] > [環境設定]タブ > [Servletサービス詳細設定] > [Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する]で[運用しない]を選択)の場合に設定が必要であり、同一システムの場合は必要ありません。
 

1つのWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する

 Webアプリケーションを配備したIJServerワークユニットの以下の値を変更することで、複数のServletコンテナでWebアプリケーションを実行できるようになります。これにより、1つのServletコンテナに通信が集中することなく、プロセス多重度で指定した多重度数のServletコンテナに負荷を分散させることができます。
 [ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [プロセス多重度]
  または
 [ワークユニット] > "ワークユニット名" > [環境設定]タブ > [ワークユニット設定] > [プロセス多重度]

複数のWebアプリケーションを複数のServletコンテナで対応する

 複数のIJServerワークユニットを作成し、Webアプリケーションを業務単位に異なるIJServerワークユニットに配備します。
 IJServerワークユニットは、IJServerワークユニット単位に起動、停止できるため、業務運用中であっても他業務へ影響を与えることなく、該当する業務のWebアプリケーションの変更・保守(復旧)作業を行うことができます。

■WebサーバコネクタとServletコンテナが別システムの定義例

 WebサーバコネクタとServletコンテナが別システムの定義例は、“J2EE ユーザーズガイド”の“Servletサービスの運用準備”−“IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順”を参照してください。


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