Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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付録A V5.1以前のServletサービス環境定義の移行

A.1 JServlet環境定義の移行

 以下にV5.1以前のServletサービスにおけるJServlet環境定義ファイルの定義項目と、Interstage管理コンソールの対応表を示します。なお、isj2eeadminコマンドを使用して、以下の各設定を行うこともできます。詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

V5.1以前の
Servletサービス

Interstage管理コンソール

[containername].containerconf

必要ありません。

[containername].bin

ありません。V9以降のIJServer(Tomcat5.5ベースのServletサービス)では、JDK5.0のみサポートします。

[containername].bin.parameters

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [JavaVMオプション] (注1)(注2)

[containername].env

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [クラスパス]、[パス]および[環境変数] (注1)(注3)

[containername].port

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [ポート番号] (注1)

[containername].log

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [ログ出力ディレクトリ] (注1)
[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [ログ参照]タブ > [起動情報]から参照できます。

[containername].startup

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [ワークユニット自動起動] (注1)

[containername].ha.shutdown

ありません。

[containername].execdir

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [カレントディレクトリ] (注1)

[containername].ipaddress

(注4)
[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] >[Servletコンテナ設定] > [IPアドレス] (注1)

default.bin
default.bin.parameters
default.env
default.execdir

ありません。

container.checkCount

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [リトライカウント] (注1)

container.checkFrequency

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [リトライカウントリセット時間] (注1)

container.restart

trueの場合:[リトライカウント]を“0”または“2”以上、[リトライカウントリセット時間]を“1”以上に設定してください。
falseの場合:[リトライカウント]を“1”、[リトライカウントリセット時間]を“0”に設定してください。

container.shutdownInterval

[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [プロセス強制停止時間] (注1)

container.uid

IJServerワークユニットを起動したユーザの権限でコンテナのプロセスを起動します。
特定ユーザの権限でIJServerワークユニットを自動起動する場合には、以下に示すInterstage管理コンソールの画面で起動ユーザを設定します。
[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [ワークユニット自動起動] (注1)

container.gid

IJServerワークユニットを起動したユーザのプライマリグループになります。

 注1)
 [ワークユニット] > [新規作成]タブ > [詳細設定]による操作は、[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [環境設定]タブ > [詳細設定]によっても操作できます。
 
 注2)
 以下のパラメタは指定する必要はありません。
 
 注3)
 Servletコンテナ(IJServer)自身の実行に必要なパスは自動的に設定されるため、V5.1以前のServletサービスで環境変数PATH、CLASSPATH、LD_LIBRARY_PATHに設定していた以下の内容は指定する必要はありません。
 アプリケーションで必要なクラスについては、“J2EE ユーザーズガイド”の“IJServerで使用するクラスの設定について”を参照してください。
 
 注4)
 WebサーバコネクタとServletコンテナが別システム([システム] > [環境設定]タブ > [Servletサービスの詳細設定] > [Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する]で[運用しない]を選択)の場合に設定が必要であり、同一システムの場合は必要ありません。
 

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