Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第6章 J2EEの移行> 6.2 J2EEアプリケーションの移行

6.2.11 返却される例外の詳細文字列について

 Interstage Application Server V7.0(Interstage V7.0)以降では、J2EEアプリケーション運用中に開始したトランザクションのコミット処理の延長で、DBMSの更新処理中に例外が発生した場合、DBMSで発生した例外情報をJ2EEアプリケーションに返却します。そのため、トランザクションコミット時に発生したデッドロックを含め、DBMSで発生した例外の検知ができます。
 ただし、返却する例外の詳細文字列が変更となるため、詳細文字列を参照しているInterstage Application Server V6.0(Interstage V6.0)以前の製品で運用していたアプリケーションを、本バージョン・レベルに移行したときに問題が発生する可能性があります。Interstage V6.0以前と同様の詳細文字列を返却するには、IJServerのワークユニット設定に以下のように指定します。なお、以下は、isj2eeadminコマンドで設定することもできます。詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

設定方法

パラメタ

Java VMオプション(Java Command Option)

-DCommitExSQLMsg=off

互換メッセージ内容


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