Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 J2EEの移行> 6.1 J2EEの追加機能

6.1.1 J2EE定義コマンド

 Interstage Application Server 8.0(Interstage 8.0)から、J2EEのすべての定義更新処理がコマンドで実行できるisj2eeadminコマンドが提供されました。
 従来のInterstage管理コンソールでの操作や以下のコマンドも提供されますが、サーバパッケージでは、以下のコマンドは互換機能(Interstage 8.0以降の機能エンハンスは行いません)となりますので、本機能(isj2eeadminコマンド)への移行を推奨します。
 クライアントパッケージではInterstage JMXサービスが存在しないため、従来通り以下のコマンドを使用してください。

 また、従来クライアントパッケージにfjj2eeadminコマンドを提供していましたが、クライアントからのデータベース接続は非推奨です。IJServer上のJ2EEアプリケーションからデータベース操作を行ってください。

 isj2eeadminコマンドの操作範囲を、以下の表に示します。

操作

V7.0以前

8.0以降

IJServer作成

なし

isj2eeadmin

ログ定義

なし

isj2eeadmin

実行クラス

なし

isj2eeadmin

IJServer定義更新

なし

isj2eeadmin

IJServer削除

なし

isj2eeadmin

配備

ijsdeployment

ijsdeployment

配備解除

ijsundeployment

ijsundeployment

J2EEプロパティ定義

定義ファイル公開

isj2eeadmin

Servletサービス設定

なし

isj2eeadmin

EJBサービス設定

定義ファイル公開

isj2eeadmin

Webサーバコネクタ定義

なし

isj2eeadmin

JDBCリソース作成・削除

fjj2eeadmin

isj2eeadmin

JMS ConnectionFactory作成

jmsmkfact

isj2eeadmin

JMS ConnectionFactory削除

jmsrmfact

isj2eeadmin

JMS Destination作成

jmsmkdst

isj2eeadmin

JMS Destination削除

jmsrmdst

isj2eeadmin

connectorリソース定義更新

fjj2eeadmin

isj2eeadmin

JavaMailリソース作成・削除

fjj2eeadmin

isj2eeadmin

EJBアプリケーション環境設定

ejbdefexport/ejbdefimport

ejbdefexport/ejbdefimport

名前変換定義

ijsdeployment

ijsdeployment

 isj2eeadminコマンドについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“J2EE運用コマンド”の“isj2eeadmin”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007