Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド |
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第5章 Interstage運用操作、環境の移行 |
ここでは、Interstage操作について、以下を説明します。
Interstage資源保護のために、Interstage Application Server 8.0までは製品インストール後にCORBAサービスやコンポーネントトランザクションサービスなどの各機能でセキュリティ強化の作業をしました。
Interstage Application Server V9.0は、セキュリティの強化状態をデフォルトとしてインストールを行います。したがって旧版で実施していたインストール後のセキュリティ強化の作業は不要になります。また、セキュリティ強化しない指定でインストールした場合も、後でissetsecuritymodeコマンドによりセキュリティ強化することが可能です。逆に、issetsecuritymodeコマンドでセキュリティ強化の設定を、8.0までの標準的な設定にすることも可能です。
Interstage資源保護のためのセキュリティ強化の詳細は、以下を参照してください。
V9.0でissetsecuritymodeコマンドを提供することにより、以下のコマンドは未サポートになります。
Interstage Application Server Web-J Editionをインストールすると、システム初期化スクリプトとして以下のスクリプトが登録されます。本スクリプトにより、サーバの起動時にInterstageが自動的に起動されます。
上記のスクリプトを実行すると、isstartコマンドの実行時に起動するサービスが起動されます。上記のスクリプトの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
上記のスクリプトが運用に影響を与える場合には、削除や退避などの対処を行ってください。特に、クラスタ環境を構築し、Interstageを運用している場合には、上記のスクリプトを退避するなどの対処が必要です。詳細は、“高信頼性システム運用ガイド”を参照してください。
また、その他、上記のスクリプトが実行されることにより、運用に影響を与える場合には、同様の対処を行ってください。
Interstage Application Server Web-J Editionをインストールすると、システムのシャットダウンスクリプトとして以下のスクリプトが登録されます。本スクリプトにより、サーバの停止時に、Interstageが自動的に停止されます。
上記のスクリプトを実行すると、isstop -fコマンドの実行時に停止されるサービスが停止されます。上記のスクリプトの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
上記のスクリプトが実行されることにより、運用に影響を与える場合には、削除や退避などの対処を行ってください。
Interstage Application Server Enterprise Edition、Standard-J Editionをインストールすると、システム初期化スクリプトとして以下のスクリプトが登録されます。本スクリプトにより、サーバの起動時にInterstageが自動的に起動されます。
上記のスクリプトを実行すると、isstartコマンドの実行時に起動するサービスが起動されます。上記のスクリプトの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
上記のスクリプトが運用に影響を与える場合には、削除や退避などの対処を行ってください。特に、クラスタ環境を構築し、Interstageを運用している場合には、上記のスクリプトを退避するなどの対処が必要です。詳細は、“高信頼性システム運用ガイド”を参照してください。
また、その他、上記のスクリプトが実行されることにより、運用に影響を与える場合には、同様の対処を行ってください。
Interstage Application Server Enterprise Edition、Standard-J Editionをインストールすると、システムのシャットダウンスクリプトとして以下のスクリプトが登録されます。本スクリプトにより、サーバの停止時に、Interstageが自動的に停止されます。
上記のスクリプトを実行すると、isstop -fコマンドの実行時に停止されるサービスが停止されます。上記のスクリプトの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
上記のスクリプトが実行されることにより、運用に影響を与える場合には、削除や退避などの対処を行ってください。
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