MessageQueueDirector説明書
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付録E セキュリティ侵害の脅威と対策> E.1 セキュリティ侵害の脅威

E.1.1 MQDを使用するアプリケーションの動作モデル

 MQDを使用する代表的な2つの動作モデルを以下に示します。

[付図E.1 イベントチャネル連携サービスを使用して非同期通信を行う場合の構成]

[付図E.2 ACM連携サービスを使用して非同期通信を行う場合の構成]

[図中の用語の説明]

ACM: Asynchronous CoMmunication
AIM: Advanced Information Manager
APサーバ: アプリケーションサーバ
DB: データベース
DMZ: DeMilitarized Zone
GS: グローバルサーバ
IDCM: Integrated Data Communication Manager
OD: CORBAサービス
TJNL: Transaction JourNaL service

 非同期通信を使用するアプリケーションは、一般的なOLTPアプリケーションまたはイベントサービスのアプリケーションとして業務を実行します。当該アプリケーションは、通常、イントラネット内で動作し、DMZ(DeMilitarized Zone)上で動作するCORBAクライアントプログラムなどから呼び出されます。

 このクライアントプログラムは、単独のCORBAのクライアントプログラムとして実行されることも、Webブラウザ経由で実行されることもあります。どちらの形態であっても、DMZとイントラネット領域間のアクセスはファイアウォールを経由させるのが一般的です。


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