Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第1部 セキュリティ侵害の脅威と対策> 第1章 セキュリティ侵害の脅威> 1.6 Smart Repository> 1.6.4 脅威と対策

1.6.4.2 通信データの暗号化

 クライアントからSmart Repositoryに対して処理要求を行う場合、初期設定では、識別名(DN)、認証情報(パスワード)、およびその他の通信データが暗号化されずに使用されます。レプリケーション機能を使用する場合のマスタ・スレーブ間の通信においても同様です。
 伝送路内の通信データを暗号化するには、SSL通信を使用します。SSL通信を使用することにより、通信を傍受されたとしてもSSLの暗号化によって解読・搾取の脅威に対抗することができます。

 SSLアクセラレータを使用して、通信を暗号化してください。


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