Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド |
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順 | > 4.6 クラスタサービスの設定 | > 4.6.3 MSCSの場合 |
MSCSに対してInterstageのリソースを登録します。
クラスタアドミニストレータを使用し、下表に示すリソースの一覧を参考に使用するサービスのリソースを登録してください。
以下は、使用するデータベースがSymfoware Serverの場合です。
なお、下表において、登録対象のリソース資源の“依存関係(依存先)”に使用しないリソースが記載されている場合には、その使用しないサービスの依存先が、“依存関係(依存先)”になります。
例えば、“(10)EventServiceサービス”を使用しない場合、“(12)TransactionDirectorサービス”の依存先は“(9)InterfaceRep_Cache Serviceサービス”((10)EventServiceサービスの依存先)になります。
MSCSへのリソース登録について
|
リソース資源 |
サービス名 |
リソースの種類 |
依存関係(依存先) |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
(1) |
Interstage用 |
− |
IPアドレス |
|
|
(2) |
Interstage用 |
− |
ネットワーク名 |
IPアドレス |
|
(3) |
共用ディスク |
− |
物理ディスク |
ネットワーク名 |
|
(4) |
Symfowareサービス |
Symfoware RDB(注2) |
汎用サービス |
共用ディスク |
|
(5) |
Interstage JMXサービス |
Interstage Operation Tool |
汎用サービス |
共用ディスク |
(注8) |
(6) |
OD_startサービス |
ODloader |
汎用サービス |
Symfowareサービス |
(注1) |
(7) |
NamingService |
Naming |
汎用サービス |
OD_startサービス |
(注1) |
(8) |
InterfaceRep_Cache |
InterfaceRep_Cache_s |
汎用サービス |
NamingServiceサービス |
(注1) |
(9) |
EventServiceサービス |
esdmnmain |
汎用サービス |
InterfaceRep_Cache Serviceサービス |
(注1) |
(10) |
EventFactoryサービス(注5) |
esfactory |
汎用サービス |
EventServiceサービス |
(注1) |
(11) |
TransactionDirector |
TransactionDirector |
汎用サービス |
EventServiceサービス |
(注1) |
(12) |
Interstage API |
Interstage API |
汎用サービス |
TransactionDirector |
(注1) |
(13) |
ObjectTransactionServiceサービス(注3) |
ObjectTransactionService |
汎用サービス |
Interstage APIサービス |
(注1) |
(14) |
データベース連携サービスおよびワークユニット起動用バッチファイル |
− |
汎用アプリケーション |
ObjectTransactionServiceサービスまたは |
(注1) |
(15) |
イベントチャネル起動用バッチファイル(注6) |
− |
汎用アプリケーション |
ObjectTransactionServiceサービスまたは |
(注1) |
(16) |
SOAPサービス |
F3FMsoap |
汎用サービス |
OD_startサービス |
|
(17) |
Interstage HTTP Serverのサービス |
FJapache |
汎用サービス |
IPアドレス |
|
(18) |
ebXML Message Service サービス |
ebXMLMessageService EBMS001 |
汎用サービス |
イベントチャネル起動用バッチファイル |
(注7) |
[補足事項]
(注1)
“ネットワーク名をコンピュータ名として使う”チェックボックスを選択しないでください。
(注2)
Symfoware Server製品のサービス名の詳細については、Symfoware Server製品のマニュアルを確認してください。
(注3)
データベース連携サービスを使用する場合のみ、本リソース資源を設定してください。
(注4)
データベース連携サービスを使用する場合は、ObjectTransactionServiceサービスを依存関係に設定し、使用しない場合はInterstage APIサービスを依存関係に設定してください。
(注5)
EventFactoryサービスは動的生成運用を行うときのみ登録してください。
(注6)
イベントチャネルを起動する場合のみ登録してください。
(注7)
ebXML Message Service を使用する場合のみ登録してください。また、ebMS用 IJServer起動用バッチファイルも、ebXML Message Service サービスに依存するリソースとして登録してください。
(注8)
管理サーバ機能を利用する場合のみ登録してください。
(注9)
InterfaceRep_eサービスが存在する場合には、InterfaceRep_Cache_sサービスに加え、InterfaceRep_eサービスも登録します。InterfaceRep_eサービスが存在しない場合には、InterfaceRep_eサービスを登録する必要はありません。
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