Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド |
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第1章 高性能・高信頼システムのための機能 |
Traffic Directorと連携することにより、サーバマシンの負荷分散を行うことができます。
Interstageの通信プロトコルには以下の2つがあります。
Traffic Directorとの連携においては、これらの2つの通信プロトコルに対応しています。
ここでは、IIOPの負荷分散について記述しています。HTTPの負荷分散については、“Interstage Traffic Directorのマニュアル”で説明されています
以下の負荷分散ポリシーにより負荷分散を行うことができます。
注) 以下のタイプのIJServerに配備されたEJBアプリケーションに対する負荷分散が可能です。
Traffic Director標準の負荷分散ポリシーについては、“Interstage Traffic Directorのマニュアル”で説明されています。
負荷計測項目値が振り分け上限値に到達した場合、そのサーバへの振り分けが行われなくなります。
すべての振り分け対象サーバの負荷計測項目値が振り分け上限に達した場合、それ以降、サーバへの振り分け処理は行われなくなります。この場合、クライアントからの要求は、通信エラー(COMM_FAILURE)で復帰します。
負荷計測項目値が復旧値を下回った時、そのサーバへの振り分けが再開されます。
ワークユニットとして運用するアプリケーションに対する負荷分散では、アプリケーション単位に、以下の2種類の方式を選択できます。
ただし、IJServerワークユニットのEJBアプリケーションに対する負荷分散においては、メソッド呼出し単位の負荷分散のみ実施することができます。
ワークユニットに対する負荷分散においては、任意の監視対象ワークユニットが停止した時に、そのサーバを負荷分散対象サーバから切り離した縮退運用が行えます。
詳細については、“Traffic Directorを利用した負荷分散”を参照してください。
負荷分散対象となるサーバマシンにはネーミングサービスが配置されている必要があります。
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