Network Assistのアンインストールについて説明します。
Network Assistインストールするマシンのコンソール上で、スーパ・ユーザーでログインしてください。
スーパ・ユーザーでログインします。
# su【RETURN】
Network Assistのスクリプトを実行し、Network Assistの監視機能およびSNMP-TRAP受信機能を停止させます。
●クラスタシステムへ導入していない場合
Network Assistのスクリプトを実行します。
# Network Assistインストールディレクトリ/FJSVneta/bin/runneta stop【RETURN】 # Network Assistインストールディレクトリ/FJSVneta/bin/stoptrapd stop【RETURN】
●クラスタシステムへ導入している場合
Network Assistのスクリプトを実行します。
# Network Assistインストールディレクトリ/FJSVneta/bin/stoptrapd stop【RETURN】
pkgrmコマンドを実行します。以下のパッケージを削除してください。
FJSVnetan
FJSVneta
# pkgrm FJSVnetan FJSVneta【RETURN】
この後、削除確認メッセージが表示され、”y” を入力してリターンキーを押下することにより、Network Assistのアンインストールが開始されます。
ポイント
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアント画面にNetwork Assistメニューの登録をしている場合は、Network Assistメニューの削除を行ってください。以下に手順を説明します。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアント端末にてNetwork AssistのCD-ROMをドライブにセットします。
CD-ROMドライブ:¥win32¥toolsディレクトリにあるdelmenu.batを実行してください。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアント画面上からNetwork Assistメニューが削除されます。
Interstage Application Serverへ登録した管理者のユーザ名およびパスワードは、以下のコマンドで削除してください。
ippadpasswd -f パスワードファイル名 -d ユーザ名
[パスワードファイル名]
“3.5.5.3 Interstage Application Server(Interstage HTTP Server)の設定”で指定したユーザ名およびパスワードを格納するファイルを指定します。
ippadpasswdコマンドは以下にあります。
Interstage Application Serverのインストールディレクトリ/FSUNprovd/bin/
ポイント
Network Assist通知メッセージ変換登録をしている場合は、ポリシーの削除を行ってください。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアント画面よりポリシー配布状況を選択し、ポリシー"MpCNappl"を削除します。
参考
Systemwalker Centric Managerの操作については、Systemwalker Centric Manager のマニュアルを参照してください。
ポイント
ServerWatcher連携をしている場合は、ServerWatcherの削除を行ってください。
ServerWatcherを終了させ、“4.3 ServerWatcherのコピー”でコピーした監視クライアントのServerWatcherのコピー先のディレクトリを削除します。
注意
Network Assist運用時に生成される登録ノード情報や環境設定ファイルなどの構成情報は削除されません。
完全にNetwork Assistを削除する場合は、以下のディレクトリを手動で削除してください。
Network Assistインストールディレクトリ/FJSVneta/
/etc/opt/FJSVneta
クラスタシステムへ導入していない場合は、以下のファイルも削除してください。
/etc/rc0.d/K00FJSVneta
/etc/rc3.d/S99neta
/etc/rc0.d/K00FJSVnetan
クラスタシステムへ導入している場合は、以下のディレクトリも削除してください。
共用ディレクトリ/FJSVneta
ポイント
共用ディレクトリの情報を削除するには、手動でマウント処理をする必要があります。