ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第11章 運用保守> 11.2 トラブル発生時の対処

11.2.2 保守資料の採取方法

11.2.2.1 Web画面を使用した場合の資料採取方法 

以下の手順で資料の採取を行います。

  1. JavaPlug-inコントロールパネルを起動します。
    以下の方法でJavaPlug-inコントロールパネルを起動します。

    [設定]−[コントロールパネル]−[JavaPlug-in]を選択します。

  2. Javaコンソールの起動設定を行います。
    Javaコントロールパネルにて、[基本]ダグの[Javaコンソールの表示]のチェックボックスをチェックし、[適用]ボタンを押してからJavaPlug-inコントロールパネルを終了してください。

  3. AdvancedCopy ManagerのWeb画面を起動します。

  4. Javaコンソールが起動され、メッセージが出力されますので、その内容をメモ帳などに貼り付け、そのファイルを添付してください。

11.2.2.2 障害調査資料の採取方 

Storage管理サーバ、テープサーバおよびStorageサーバにログインし、以下の資料を採取してください。(各サーバが別のサーバ種別を兼ねている場合は、それらの全サーバ種別の資料を採取してください。)

[表: 障害調査資料の採取について]

種別

Storage管理サーバ

Storageサーバ

テープサーバ

システムログ

取得してください。

取得してください。

取得してください。

トレースログ

対象サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

対象サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

/var/opt/FJSVswtrc/trc

以下のファイルが存在する場合は、取得してください。

/tmp/f3cvtrc.log

バックアップ管理簿

採取不要。

対象サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

/etc/opt/FJSVswstm
/etc/opt/FJSVswstu/log(注1)
/var/opt/FJSVswstm/adm

また、TSMのコマンドの実行結果を採取してください。実行するコマンドについては、表外の「TSM調査資料採取方法」を参照してください。

共通情報

対象サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

対象サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

/var/opt/FJSVswstf (注2)
/etc/opt/swstorage (注2)

注1:現象の再現性がある場合は、以下の手順を行った後、/etc/opt/FJSVswstu/log配下のファイルを採取してください。

  1. トレースログ出力レベルを2に変更します。

    # /opt/FJSVswstm/bin/tbomodlog 2
    #

  2. 現象を再現させます。

  3. トレースログ出力レベルを1に戻します。

    # /opt/FJSVswstm/bin/tbomodlog 1
    #

注2:クラスタ運用している場合、バックアップ管理簿および共通情報は、共有ディスク上に配置されており、シンボリックリンクが設定されています。そのため、資料採取の際は、以下のように共有ディスク上の情報も採取してください。

# cd /etc/opt
# tar -cvfh /tmp/FJSVswsts_node1.tar FJSVswsts swstorage

TSM調査資料採取方法

  1. dsmadmcコマンドの出力結果を取得します。引数を変更して何度も実行するため、以下のようにコマンド名を環境変数として設定してください。

    [cshの場合]
    # set DSMCOM="dsmadmc -id=<TSMユーザID> -password=<TSMユーザパスワード> -outfile=<資料出力先ディレクトリ>"
    [sh,kshの場合]
    # DSMCOM="dsmadmc -id=<TSMユーザID> -password=<TSMユーザパスワード> -outfile=<資料出力先ディレクトリ>"

  2. dsmadmcコマンドを実行します。1で設定したシェル変数を使用します。

    # $DSMCOM/query_status.txt query status
    # $DSMCOM/query_library.txt query library F=D
    # $DSMCOM/query_drive.txt query drive F=D
    # $DSMCOM/query_path.txt query path F=D
    # $DSMCOM/query_devclass.txt query devclass F=D
    # $DSMCOM/query_stgpool.txt query stgpool F=D
    # $DSMCOM/query_domain.txt query domain F=D
    # $DSMCOM/query_policyset.txt query policyset F=D
    # $DSMCOM/query_mgmtclass.txt query mgmtclass F=D
    # $DSMCOM/query_copygroup.txt query copygroup F=D
    # $DSMCOM/query_copygroup_archive.txt query copygroup type=archive F=D
    # $DSMCOM/query_node.txt query node F=D
    # $DSMCOM/query_libvol.txt query libvol F=D
    # $DSMCOM/query_db.txt query db F=D
    # $DSMCOM/query_log.txt query log F=D
    # $DSMCOM/query_admin.txt query admin F=D
    # $DSMCOM/query_dbvol.txt query dbvol F=D
    # $DSMCOM/query_vol.txt query vol F=D
    # $DSMCOM/query_license.txt query license
    # $DSMCOM/query_system.txt query system F=D
    # $DSMCOM/query_process.txt query process
    # $DSMCOM/query_session.txt query session
    # $DSMCOM/query_request.txt query request
    # $DSMCOM/query_mount.txt query mount
    # $DSMCOM/query_filespace.txt query filespace F=D
    # $DSMCOM/query_actlog2.txt query actlog BEGINDate=today-30
    # $DSMCOM/query_session.txt query session
    # $DSMCOM/query_process.txt query process
    # $DSMCOM/show_txnt.txt show txnt
    # $DSMCOM/show_dbtxnt.txt show dbtxnt
    # $DSMCOM/show_locks.txt show locks
    # $DSMCOM/show_dbv.txt show dbv
    # $DSMCOM/show_csv.txt show csv
    # $DSMCOM/show_deadlock.txt show deadlock
    # $DSMCOM/show_sss.txt show sss

  3. コマンドラインの“資料出力先ディレクトリ”配下のファイルを調査資料として採取してください。


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