ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第5章 バックアップ運用(通常業務ボリューム)> 5.3 事前準備

5.3.9 デバイスマップファイルの準備

AdvancedCopy Managerテープバックアップのバックアップ運用では、バックアップボリュームとして登録されているボリューム群から、業務ボリュームの容量と同一のボリュームを、AdvancedCopy Managerテープバックアップが自動的に選択し、バックアップ先として利用します。

しかし、運用の都合上、バックアップ先ボリュームを意識したい場合は、あらかじめ「デバイスマップファイ」という業務ボリュームとバックアップボリュームの対応ファイルを作成しておく必要があります。
デバイスマップファイルは、バックアップを行うStorageサーバ上の任意の場所に作成します。このファイルをバックアップ実行時に指定する事で、バックアップ先を意識した運用が可能となります。

複数世代管理を行う場合は、デバイスマップファイルを複数用意する必要があります。
また、バックアップもしくは同期処理の開始時に使用できるデバイスマップファイルは、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。
そのため、バックアップボリュームを複数使用する運用の場合は、バックアップボリュームの状況に合わせてデバイスマップファイルを使い分ける必要があります。

5.3.9.1 デバイスマップファイルの記述方法

デバイスマップファイルの記述方法については、Storageサーバの各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「デバイスマップファイルの記述方法」を参照してください。


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