ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 バックアップ運用の設計> 3.4 ストレージ・プール

3.4.1 プライベート運用とスクラッチ運用

ストレージ・プールのテープ運用方法には、プライベート運用とスクラッチ運用の2通りの方法があります。

■プライベート運用

使用するテープを事前にストレージ・プールに登録します。ストレージ・プールに登録されたテープの範囲でバックアップを行ないます。また、登録されたテープは削除を行わない限り、恒久的にストレージ・プールに存在し、再利用されます。

スクラッチ運用

テープをストレージ・プールへ登録する必要がありません。テープが必要となった時点で、自動的に登録し、バックアップに使用します。また、テープ内のバックアップデータが全て削除され、空状態になると、自動的にストレージ・プールから削除されます。

■テープ運用方法の選択基準

プライベート運用とスクラッチ運用の選択基準を以下に示します。

[図: プライベート運用とスクラッチ運用の選択基準]


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2000-2008